6/5 福祉社会学科学寮レポ(学寮フィールドワーク:荻野ゼミ)

福祉社会学科学寮フィールドワーク「司法福祉ゼミ」法廷傍聴記(漁業法違反事件)

 

司法福祉ゼミのフィールドワークで「千葉地方裁判所館山支部」に行ってきました(`・ω・´)、西ジャスミンです。

まず 職員の方に、さまざまな資料と一緒に裁判所の概要や裁判に携わる人々についての説明をして頂きました!!
とくに、人事課の方から、裁判所は女性の働く職場として理想的であり、昭和の学生さんにもぜひ就職先として裁判所を考えてほしいと大々ラブコールを受けました!


 

 

 

今回のフィールドワークの中で、最も印象に残ったのは間近での裁判傍聴です(^ν^)
司法福祉ゼミは、全員初傍聴*\(^o^)/*

法廷と傍聴席の距離が近く、メンバー全員驚き!!

今回、傍聴した裁判は漁業法違反に関する刑事事件でした。

裁判の論点の一つは、採った貝が、「サザエと認識していたか、酢貝と認識していたか」であったかでした(違法性の意識の問題)。

被告人の主張は「サザエをとることは密漁だと知っていたが」、「(漁業権の設定されていない)酢貝をとっていたと思った」 というものです。みなさん違いがわかりますか?!

今回の裁判は、漁業法・密漁に関する裁判だったので館山ならではの地域特性がかなり出てました!!!

またもう一つの論点は、海上保安官の取調べに問題があったかどうかでした。
海上保安官の行った取調に対して、法廷で涙ながらに抗議する被告人の姿は、まさに刑事手続における人権保障の重要性を垣間見た瞬間でした。

写真はNGだったため、 みんなで法廷の様子をスケッチしました☆
実際の法廷の様子を上手くとらえていると思います。

時間の関係上、今回のフィールドワークでは弁護人による被告人質問しか傍聴できなかったので、裁判の続きがとても気になるところです、、、(´°д°`)

今晩のフィールドワーク報告会、頑張ります(((o(*゚▽゚*)o)))