宮城県女川町の復興支援の一環としてENVOの学生たちが企画してきたランタン祭り…。
目標1500をはるかに超える1864個ものランタンが集まったそうです。
一つひとつに作った人の想いがこめられている紙ランタン。儚げで、幻想的で、やわらかくて、あたたかな灯り…。
before…
and after
そーさるくんも思わずツイート↓↓↓
https://twitter.com/SWPR_PROJECT?lang=ja
本当に美しかったです。
小さなお友達もたくさん来てくれたね。
Sing Song Societyの皆さんによる♪It’s a small Worldと♪上を向いて歩こう も素晴らしかった(;_;)
そして、学生代表の福祉社会学科4年生F.Mさんの挨拶。動画撮ったけど、画面真っ暗だし6分近いスピーチなのでご本人の許可とって文面だけ掲載します。
本日は、寒いところ「女川紙ランタン祭イン光葉庵」に沢山の方にお集まりいただき、誠にありがとうございます。学生を代表し、ご挨拶させていただきます。福祉社会学科4年F.Mと申します。
私たちは昭和女子大学コミュニティサービスラーニングセンターで学生ボランティアコーディネーター通称ENVO(エンヴォ)として活動を行っています。その活動のひとつとして2011年より毎年夏に宮城県女川町で東日本大震災被災地を応援する学生ボランティアワークキャンプを行っております。私もこれまで2回参加させていただきました。現地では海岸清掃活動や集合住宅訪問等を通し、多くの町民の方と交流する機会をいただくことができました。
その活動を通し、何よりも印象に残っていたのが、町民の方の「東日本大震災を、女川を、忘れないでほしい」という言葉でした。これをきっかけに、参加した学生の多くは、女川に行ったきりになるのではなく世田谷に帰ってきてからも、女川とどのようにして繋がっていけばいいか、ということを考えておりました。そこで今回、「暗い夜道の足元を明るく灯そう」と町民の有志からはじまったという女川紙ランタンについて、ワークキャンプでも大変お世話になっており、本日もお越しいただいている女川町教育委員会の加納先生からお話を伺いました。女川紙ランタンであれば、子どもから大人まで「忘れない」という想いをランタンに込め、ここ世田谷からでも女川町へメッセージを届けられると思い「女川紙ランタン祭in光葉庵」をクリエイティブプロジェクトの職員の皆さんと企画致しました。
初め、「紙ランタン1500個」という目標を掲げた時に、正直集まるだろうかという心配もありました。しかし、大学の各部署、各学科、教職員等の学内に留まらず、幼稚部、初等部、中高部、地域連携センター、アフタースクール、おでかけ広場SHIP、それ以外にも多くの地域の方々が企画に共感し女川紙ランタンを作って下さいました。その結果、本日は予想を超える1864個もの紙ランタンを灯すことができました。
私は、この女川紙ランタンの情報が人から人へと伝わり活動が広がっていった要因は、何より皆様がこの企画に賛同し、楽しいと思いながらランタンを制作してくださったからだと感じております。ぜひこの後のお時間は、全体の様子と共に、一つひとつ愛情のこもったランタンを、女川へ思いを馳せながら鑑賞していただきたいと願います。
ボランティアや被災地復興支援と言うと、とても構えて考えてしまうこともあると思います。しかしそうではなく、今日ここに来られるだけでも、観光として被災地を訪れるだけでもボランティアになることを私は女川の皆様との交流から教えていただきました。これをきっかけに、女川のことを知り、私たちのようにぜひ女川へ足を運び、まちの様子や住民の方の想いから、女川の「今」を感じていただけたらとても嬉しいです。
最後になりますが、「女川ランタン祭」を開催するにあたり、企画・準備段階から携わって下さった皆様に、心からお礼申し上げます。女川町のますますのご発展を心からお祈り致しまして、私からの学生代表の言葉とさせていただきます。