福祉社会学科と世田谷区が連携・協力して、より多くの人に福祉活動への理解と関心を高めてもらうために、世田谷区の主に保健福祉領域で実施されるシンポジウム・講演・住民が参加できるイベント等を学生(せたふくみんなで学び隊)が紹介します。
世田谷区は保健福祉の領域で先進的な事業を多く実施しています。また、色々な企画も行われています。本学科がそうした先駆的な保健・福祉を学べる世田谷にあることのメリットを活かして、学生目線で世田谷の福祉(せたふく)を紹介したり参加したりすることで、学生が学びを深めるとともに、多くの方とつながり、まちづくりにも貢献できることを願っています!(学科長)
(第2回発信)
私たちは、生まれてから多くの人に支えられて生きてきました。
誰もがみな大人になり、そして、高齢者となります。
それは障害のあるなし関係がありません。
今現在、「老老介護」ならぬ「老障介護」が問題視されています。
老障介護とは、障害者が大人になり、高齢者となったときに主支援者がその方々の親であり、その親が障害者本人よりも高齢であるということです。
この問題を、本人たちだけでなく、地域で暮らすみんなで考えてみようということが目的でこのシンポジウムはうまれました。
当日は、この「だれもがみんな高齢者」というテーマをもとに、講演や語り合いが行われます。
第一部講演では、「ビートルズの日本での仕掛け人」としても有名な音楽ディレクター・プロデューサーである高島弘之氏が登壇します。高島氏は、今まさに老障介護を行なっているご本人です。
第二部話し合いでは、高島氏とダウン症の長女様、障害のある方々が登壇するので、よりリアルな話を聞くことができます。
私たちも、いつかは高齢者。
みんな同じなのだから、みんなで考えてみませんか。
(せたがやふくしみんなで学び隊 宮里 利佳子)
※世田谷区からの広報については、こちらからご覧ください。
http://www.city.setagaya.lg.jp/event/1995/d00162287.html