北欧研修3日目■王立病院■

今日はデンマークの王立病院に伺いました。

王立病院はコペンハーゲン大学医学部の付属病院でもあります。
大学病院ではありますが、主に難病や先端医療を必要とする方が入院しています。

今回は小児がんと難病をそれぞれ専門にしている2人のソーシャルワーカーの方に、病院の仕組みや、どのような方が入院するのかを教えていただきました。
その中で着目した話は病室が少ないこと、ソーシャルワーカーや福祉の仕事に関わる方々についての国民の印象が日本とは大きく違うことでした。

病室が少ない理由としては、日本のように患者さんが入院し、病院で治療していくということではなく、「地域で治療する」という考え方で運営していました。

またソーシャルワーカーや福祉に対しての国民のイメージは、「内容がわからない」「介護」「あまり人気とはいえない職業」ではなく、「法の番人」「自分たちにとって重要な職業」というイメージで、デンマークでの福祉の宣伝の仕方によって認知度が高いことが伺えてとても驚きました。

やはり福祉が進んでいる国だからか、国民に対しての宣伝の仕方がいいのかを日本との違いを調べたいと思いました。

病院はとても広く建物の周りも広々していて開放的でした。また建物内にも多くの北欧デザインのものが置いてあり、明るいイメージを持ちました。

今回の研修でより北欧の福祉を学ぶ事ができ、次の学びの架け橋になりました。

 

(2年 N.Y.)