皆さま,初めまして。2022年度より福祉社会学科言語聴覚コースに着任しました竹中啓介と申します。
私は言語聴覚士として,病院や市役所の障害者福祉センターで29年間勤務して参りました。主な業務はコミュニケーション障害や高次脳機能障害のある人に対するリハビリテーションでしたが,市役所では失語のある人のコミュニケーションを支援するための福祉施策の立案,運営にも携わってきました。この施策は,一般の市民を「失語のある人向け意思疎通支援者」として養成し,失語のある人の日常会話を支援するために個別に派遣するという施策です。この施策は2018年度より,障害者総合支援法における意思疏通支援事業の中で,都道府県及び市区町村の必須事業になっています。
私はこの施策を理論的に強化するため,業務の傍ら大学院で5年間研究を行ってきました。
本学ではこのような経歴を生かし,失語症学,高次脳機能障害,音声学,各種演習を担当しますので,よろしくお願いいたします。
なお,これまでの取り組みの概要については,次のホームページをご参照ください。
https://www.note.kanekoshobo.co.jp/n/n04171f980aae
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