7月6日には、福祉社会学科ソーシャルワークコースの実習担当者会がオンラインで開催されました。
言語聴覚士コースは8月にオンラインでの開催を予定しています。
ソーシャルワークコースの実習担当者会は、社会福祉士、精神保健福祉士、保育士の国家資格取得のための現場実習を受け入れてくださっている実習施設の実習指導者の方々と本学科の実習指導担当教員の情報共有の場として毎年開催されています。
今年度は下記の通り開催され、多くの現場の実習指導者の方々にご参加いただきました。
◇日時:2022年7月6日(水)18時~19時(オンライン開催)
◇プログラム
・全体会:今年度の実習指導体制について(コロナ禍の対応等)
・分科会:資格別の懇談会
①社会福祉士 「新カリキュラムにおける現場実習について」
②精神保健福祉士 「精神保健福祉士業務指針を活用した実習指導について」
③保育士 「コロナ禍における保育実習プログラムについて」
社会福祉士の実習施設からは28名、精神保健福祉士は11名、保育士は8名の実習指導者の方のご参加をいただきました。
全体会では、本学科のコロナ禍の現場実習の実施状況及び実習指導体制について説明をし、後半では各資格に分かれて分科会を行いました。
社会福祉士は、次年度から新カリキュラムによる現場実習が始まります。新しい実習指導体制を構築するための準備段階ではありますが、多くの方々から関心を持っていただき、新しい実習指導プログラムについての意見交換の場となりました。
精神保健福祉士は、新カリキュラムの「精神保健福祉の原理」の教育内容に「精神保健福祉士業務指針」が位置付けられたことを踏まえ、業務指針の概要説明を行いました。さらに、今年度の実習計画書や実習記録の作成において業務指針を活用した事前教育を展開していることを説明し、実習生・実習指導者・教員の3者が業務指針の理解を深める必要があることを共有しました。
保育士は、2020・2021年度のコロナ禍の実習報告を行いました。過去2年間の大学側と施設側のそれぞれの基本方針、実習プログラムの変更点、一部オンライン等にて工夫した点等の事例を共有し、今後ウィズ・コロナにおけるよりよい実習プログラムについて意見交換を行いました。
国家資格取得においては現場実習が最も大きな関門であり、そして学生が自己覚知や進路を考えるにあたり、大切なプロセスとなっています。今後も養成校として、大学と現場の指導者の方々と円滑な情報共有を図りながら実習指導教育を強化していきたいと考えます。
社会福祉実習室長・社会福祉士資格主担当 李
精神保健福祉士資格主担当 坂入
保育士資格主担当 佐藤