✈北欧福祉研修5・6日目✈

北欧福祉研修5日目です!

今日は、デンマークのコペンハーゲンから、フィンランドのヘルシンキへと移動する1日でした。

9:30にホテルのミーティングルームに集まり、研修1日目から各視察先で学んだことや感じたことなどを1人ずつ発表し、振り返りをしました。丁寧に振り返ることで、自分の考えをまとめられ、皆の考えを聞いて、より理解を深めることができ、とても充実した有意義な時間となりました。

ミーティングが終わってバスに乗り、空港に向かう途中で『コペンヒル』というゴミを焼却して発電する廃棄物発電所に寄りました。ここでは、ゴミを燃やした際に発生した熱をエネルギーに変え、近隣に電気として届けていたり、屋上がスキー場として使われていたりと、環境対策が進んでいると感じました。

ヘルシンキに着いてからは、各自自由に夕食の予定だったのですが、皆が添乗員のFさんのおすすめの「davinci」というレストランに行きたい!となり、結局全員で食事に行きました!笑

デンマークで共に学び、過ごす中で日々仲が深まっていったことを実感しました。

北欧福祉研修6日目です!

今日は、通訳のSさんと合流し、フィンランド1つめの視察先である性的少数者支援施設Seta訪問しました。素敵なお菓子と紅茶でおもてなしをしてくださり、緊張も解けたところで、ペアで聞きたい質問を考え、発表してから講義へと入りました。

Setaは、1974年に設立された性的少数者の支援・啓発をしている人権団体です。ここでは、「決めつけるのではなくいろいろな人がいて当たり前なのだと」いうことを改めて考えることができました。男女に関するものだけでなく、偏見をなくしていくことで、誰もが生きやすい社会に繋がるのだと感じました。

次に、IPI Kulmakuppila を訪問しました。

障害者の「カフェで働いてみたい!」という夢から出来たカフェで、この地域の知的障害者の労働の場社会との触れ合いの場となっています。ギャラリーとしての活動も行っており、私たちが訪問した時は自閉症スペクトラムの方の作品が展示されていました。ここで、ファラフェル・サラダ・ランチをいただきました。

次に、社会保健省に訪問しました。ジェンダー平等評議会社会保健省平等局平等オンブズマン事務局の方々から講義を受けました。ここでもお菓子とコーヒーなどもてなしてくださり、また、行政の方から直接お話をうかがうという貴重な経験をさせていただきました。男女平等とジェンダー平等を分けて考えていたり、男性向けの平等も提唱し促進していたりと、平等について改めて考えることができました。

その後、共和国広場に移動し、大聖堂図書館を見学しました。大聖堂は白色で統一されており、パイプオルガンの荘厳さに圧倒されました。図書館は古典的な装飾で、開放的な空間だと感じました。  

(2年 M.C.)