第12回現代教養サロン

 現代教養学科の魅力の一つは、教員の研究分野が多岐に渡っていることです。お互いにどのような研究をしているのかを知ることは、大変有益で知的好奇心を刺激してくれます。そのような目的で始められた現代教養サロンも12回目を迎えました。12回目の話題提供者は山腰修三先生でした。マスコミュニケーション論を専門とされる山腰先生には、「ジャーナリズムと民主主義:沖縄基地問題とローカルメディア」というタイトルで、沖縄の地元メディアが基地問題をめぐる世論形成に果たす役割について、また地元メディアが沖縄における「苦難の歴史」の共有・記憶の想起に果たす役割について、鮮やかに語って頂きました。教員の専門分野はそれぞれ異なっても、このようなアカデミックな集いを持てるのは現代教養学科ならではと自負しています。

  

                            

(記事:T.K.)