五月晴れの天気が続くようになり、世田谷キャンパスは爽やかな新緑と初夏を思わせる色とりどりの花々で包まれています。
さて、花と言えば・・・現代教養学科には常喜豊先生という昆虫の研究者がおられて、花々の蜜を吸いにやってくる蝶と都市の関係について研究されています。蝶が、「どのような花に」「どのような目的で訪れるのか」(このことを「訪花行動」というそうです)について、1年間にわたって定点観測され、「自然が少ないと言われる都市に蝶を呼び戻すには、どのような場所にどのような花を植えれば良いのか?」ということを分析されているのです。
色とりどりに咲く花々を見ていると心癒される季節ですが、そんな花々からも都市の思いもよらぬ姿が見えるのですね♪ (M.O.)