学生の学生による学生のための読書プロジェクト!

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皆さん、こんにちは!現代教養学科のシムゼミです。
今回は私たちが企画した「学生の学生による学生のための読書プロジェクト」を紹介させていただきます!
このプロジェクトは、シム先生によって作成された女子大別読書ランキングをもとに、ゼミで行っています。
昭和女子大の蔵書数は他の女子大に比べて恵まれているにもかかわらず、生徒の図書の貸し出し数が伴わないことから、始まりました。
私たちがなぜ読書、図書館の利用をすすめるのか、皆さんにアピールしたい点があります。
それは図書館には「予想外の本との出会い」があるからです。
インターネットでも本を購入できる時代ですが、図書館・本屋のように本のたくさん集まっている場所では、自分の探していた本の近くや、通りかかった本棚を眺めているだけで、「あっ!この本は……」と気になったことはありませんか?
インターネットでもおすすめの本の紹介はされますが、一度に得られる情報量も違いますし、本当に気になる本が見つからないことが多々あります。
また、情報は検索で得られるから……となりがちかもしれませんが、本の信頼性が断然に高いです。なぜなら、本は「選ばれた著者」により「編集者というプロ」に校閲され、「社会的責任のもと」に発行されているからです(味岡美豊子『社会人・学生のための情報検索入門』より)。
もし、皆さんが今後の研究や知りたいことがあったとき、図書館はとっても素敵な場所だと思いませんか?……と、こういった発表も学寮のスピーチコンテストで行いました。
ゼミで実際に新宿の紀伊国屋に足を運び、卒論にちなんだテーマの本を探しに行ったとき、本との出会いをとても実感しました。その時出会った本は昭和女子大の図書館にお願いをして購入してもらいました。今では自由に貸し出しができるようになっています。
現在、私たちは、現代教養学科の学生を対象としたアンケート調査の結果をもとに、昭和女子大生の図書館利用状況や読書習慣などについて分析中です。そのファインディングスをまた場を改めて報告させていただきますね!
微力ながら、私たちの「学生の学生による学生のための読書プロジェクト」を通じて、皆さんに読書や図書館への興味を少しでも持っていただけたらこの上なく幸せです!