現代教養学科 科目「環境をみる目」(担当:瀬沼)

近年、ソーラーパネルが屋根に設置された住宅を目にすることが増えています。再生可能エネルギーの固定価格買取制度が開始されて、再生可能エネルギーに対する人々の関心は一層、高まっています。
科目「環境をみる目」では、身近な環境から地球環境問題まで幅広くグローカルな視点で環境について学んでいますが、再生可能エネルギーに関しても学びます。
12月2・9日の両授業では、昭和女子大学の環境対策の一つである大学1号館屋上のソーラーパネルの設置現場を見学しました。このところ雨が多い天候でしたが、2日は富士山も眺めることができる好天に恵まれました。屋上のソーラーパネルを前に、大学事務局経営企画部設備担当宮山次長にご説明をしていただきました。このソーラーパネルで発電された電力は、すべて大学1号館のエネルギ―として消費されていることが分かりました。学生たちは、発電力は真夏がもっとも高いのだと思っていたが、説明から「実は4~5月の発電力もっと高い」とお聞きして、意外だという感想を述べていました。このソーラーパネルでの年間の発電量は1万kw、全部で80kwのパネルが屋上に設置されているとのことです。初めて実際のパネルを間近に見た学生もいて、宮山次長と出力中のモニター前でご説明をしてくださった若王さんには、お忙しい業務の合間を縫って学生たちに貴重な体験の機会をお与えいただき感謝しています。
これを機にさらに省エネ、エコライフを実践していきたいと思いました。

(記事:Y.S.)

12月2日は朝から雲一つない気持ちの良い青空 (大学1号館から富士山を望む)
宮山次長から説明を聞く学生たち
大学1号館屋上のソーラーパネル
設備担当の若尾さんの説明でモニター画面の出力状況を確認
晴天のため順調に発電中 (発電電力のモニター表示)