この春、4年生になる学生の就職活動が始まりました。
それぞれの次なる道に向かって頑張っている現代教養学科の新・4年生の姿を
学内のあちらこちらで見かけます。
ところで、卒業後の進路には、大学院へ進学するという選択肢もあります。
現代教養学科から本学・大学院福祉社会研究専攻(修士課程)へ進学し、
この春に修了したた院生の声をきいてみましょう。
*なお、福祉社会研究専攻へは福祉社会学科からも進学しています。
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生活機構研究科福祉社会研究専攻に在籍しておりました宮森です。
私は大学院において、「環境共生社会の実現に向けた都市の取り組みに関する研究~先行モデル都市の取り組み事例からの考察~」という研究テーマで論文を執筆いたしました。
その過程で、この研究テーマに関する私なりの考えをまとめることができ、環境共生社会の実現に向けての新たな都市像として現在のスマートシティをさらに発展させ、都市整備や次世代交通システム等のハード面のみならず、医療・福祉システムや環境教育といったソフト面の充実を図った「未来型スマートシティ」を提案するに至りました。
大学院では、研究テーマに関する専門的な知識をライフスタイルに合わせて深く学ぶことができます。また、フィールドワーク等を通じて様々な方と交流することもでき、紙媒体では得られない生の情報に接する機会にも恵まれます。
専門性を求められる大学院という場で論文を仕上げるということは、確かにたいへんな作業で苦労の連続でしたが、その分、仕上げることができたときは、たいへん感慨深いものがあり、達成感で満たされました。
学部時代から引き続き、瀬沼先生はじめ諸先生方よりご教授いただけたことは、私にとって、本当にありがたいことでしたし、充実した日々を過ごさせていただけたことに対し、心より感謝いたしております。