今回の東京社会調査研修では、寺町としても知られる谷中へ再び足を運び、歴史のある観智院を訪問しました。観智院は約400年前に創建され、幼児教育も重要であるという考えに基づき、戦後から幼稚園が併設されている有名な寺院でもあります。
私たちは、観智院の名誉住職でいらっしゃる高橋大海先生にお会いし、お話をうかがうことができました。高橋先生は、ご住職としてだけではなく、東京藝術大学名誉教授でもあられ現在も聖徳大学音楽学部長として声楽を教えておられます。
谷中で生まれ育ちずっと地元を見てきた高橋先生から、関東大震災や東京大空襲を乗り越えた観智院の歩み、また谷中という町の歴史とそこに住む人々の暮らしの変化、さらに近年増えつつある外国人観光客との触れ合いについてなど、実に貴重なお話をたくさんうかがうことができました。
谷中についてあまり知らない私たちでしたが、高橋先生のお話を通して、散策するだけでは分からない古き良き文化と気質が根付く谷中の魅力を再発見することができ、これから社会調査研修を進めていく上で大変参考になるお話でした。
(記事:現代3年木村・小野寺)
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![寺院の本堂の中まで見せて頂きました](https://content.swu.ac.jp/gendai-blog/files/2015/06/2-300x225.jpg)
![高橋先生が、歴史のある珍しいオルガンの音色を聴かせて下さいました](https://content.swu.ac.jp/gendai-blog/files/2015/06/3-e1434324894702-300x225.jpg)
![天井のこちらの絵は、なんと高橋先生のお父様が描かれたそうです](https://content.swu.ac.jp/gendai-blog/files/2015/06/4-300x225.jpg)
![高橋先生、貴重なお時間、本当にどうもありがとうございました!](https://content.swu.ac.jp/gendai-blog/files/2015/06/5-300x225.jpg)