1年生が人見杯英語スピーチコンテストで銅トロフィーを獲得!

秋桜祭初日(11月12日)に行われた「第20回人見杯英語スピーチコンテストに、ボストン留学が必須な英語コミュニケーション学科やビジネスデザイン学科から、さらに他の強豪大学からも多くの参加者が集まった中、現代教養学科1年生の鈴木歩弥さんがたくさんの努力を重ねた末、「Raising Political Awareness in Young People」というテーマで演説し学科十数年ぶりのトロフィーを見事にもたらしました!以下、本人の奮闘記をぜひご一読ください!{シム}

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今回出場したスピーチコンテストのきっかけは渡邉先生のこの一言でした。
「英語でスピーチやってみない?」

私は、いつどこでスピーチをするのかも分からない状態で、「じゃぁやります。」と安易な気持ちで引き受けてしまいました。
この日から4ヶ月後、自分が苦しめられるとは…

原稿作りの段階では、渡邉先生と共に作りあげたのでスムーズに出来上がりました。しかし、ここからが大変でした。

一次予選に通ると思っていなかった私は、暗記に苦しめられました。暗記をするだけで2週間ほど時間がかかりました。その後、シム先生と渡邉先生にスピーチの指導を何度も受けました。指導を受けるごとに原稿が変わっていき、(また覚えるの?!もう変えないでよ!)と心の中で怒りが静かに爆発していました。
さらにシム先生の授業でも2回、発表の練習をしました。(先輩の前で発表か…)とやりたくない気持ちでいっぱいでした。

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そして当日を迎え、私の番になりました。本番に弱い私ですが、不思議なことに緊張していない自分がいました。おそらく、あれだけ練習したのだから大丈夫という気持ちの方が勝っていたからだと思います。最後のセリフを言う時、「楽しかった。ミスはあったけど、悔いはない。」と心から思うことが出来ました。
結果発表で、まさか自分の名前が呼ばれるとは思いませんでした。現代教養学科に3位という結果を残すことが出来てホッとしました。

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このスピーチを通して、コンテストで大事なのは学力ではないこと・苦労の先に何があるのかを学びました。12名のファイナリストの中には、東大・慶応・青山学院・同志社などの強豪校からの学生も結構いました。「あっ。もう負ける。」と思いました。しかし先生や友達から「スピーチで大事なのは気持ちだから。」と勇気づけて貰ったおかげで、気持ちで勝とうと前向きになれました。
何度も苦労した、先輩達の前での練習や先生との練習は、当日私が緊張しないようにという目的があったのではないかと思いました。やはりこれらの練習があったから、本番緊張せずに出来たのだと思います。苦労をすれば自信がつくことを改めて感じました。

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この場を借りて、練習に付き合って下さった渡邉先生、シム先生と二・三年生の先輩達、それから本番見に来て下さった現代教養学科の先生方、そして「頑張ってね!」と勇気づけてくれた友達に感謝します。
Thanks to everyone!

記事:1年・鈴木