【福田ゼミ】下北沢で「チョコレート映画祭」を開催しました!

こんにちは! 福田ゼミ3年です。

福田ゼミは、現代社会を捉える切り口の1つとして、表現されたメディアを研究・考察しているゼミです。

今回私たち3年生は、メディアの中でも「映画」に焦点を当て、またバレンタインに合わせて「チョコレート」というテーマを設定し、2月11日(土)と2月12日(日)に下北沢で「チョコレート映画祭」を開催いたしました。『チャーリーとチョコレート工場』と『ショコラ』という2作品について、映画の中でチョコレートがどのような意味を持つのか、チョコレートの役割などを考察し展示にまとめ、それに併せて2日目は『チャーリーとチョコレート工場』の上映も行いました。

映画の登場人物たちにとってチョコレートはただのお菓子ではなく、それぞれ違った特別な意味を持った存在なのです。

今回はそのチョコレート映画祭の様子をご報告します!

~1日目~

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ドキドキの初日。可愛く飾りつけをしてお客様を待つ準備は万端です。

たくさん貼られているハートは、当日お客様にチョコレートの思い出を書いていただいた「チョコわた」です。「チョコわた」とは「チョコレートと私」の略。私たちは研究で、映画の登場人物たちにとってのチョコレートについて考えました。そこでこの映画祭を通して、皆様にとってもチョコレートがどんな意味を持つか、考えていただけたらと思いました。Twitterでも、ハッシュタグ「#チョコわた」でエピソードを募集いたしました。

◆学生の感想

展示装飾において、一目見てワクワクするような装飾や会場に入った時のトキメキを大切にアイディアを出しました。そのおかげで、お客様が興味を持って参加してくださったり、実際にアンケートでお褒めの言葉を頂いたりなど、非常にやりがいを感じることができました。(展示装飾担当:E.K.さん)

ハートの風船やキャンディーを使って可愛く装飾できました。お客様からもとても好評で嬉しかったです! (M.N.さん)

Twitterで、私たちの友達を中心に「チョコわた」を募集しました。ハッシュタグを使った拡散活動はなかなか難しかったですが、映画祭を盛り上げるために頑張りました。映画祭当日は、多くの「チョコわた」を集めることができました。Twitter、当日共に参加型の企画として皆様に楽しんでもらえて嬉しかったです。(広報担当:K.M.さん)

「チョコわた」 という企画を通して様々な人と関わることができて嬉しかったです。皆さんにとっての「チョコレートの思い出」をTwitterや当日の会場で楽しく共有することができました。さらに映画祭を通して、下北沢でお店を営んでいる方々や、下北沢に遊びに来ている人、多くの下北沢に関わる人々とたくさんの交流ができたことが何よりも嬉しいことでした。(広報担当:R.N.さん)

予想より多くの方に来ていただいて、2日目への自信に繋がりました。(A.Y.さん)

1日目は、自分たちのやるべきことがはっきりせず、オロオロしてしまった部分もありましたが、1日目の反省点を2日目に繋げることができました。(M.T.さん)

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どれくらいのお客様が来てくれるか不安でいっぱいでしたが、そんな不安を吹き飛ばすかのように大盛況でした。かわいい装飾に惹かれて足を止めてくれた方が多かったです。

声をかけると話をきちんと聞いてくださり、展示もじっくりと読んでくださる方が多く、下北沢という街の温かさを感じました。

~2日目~

「チョコレート映画祭」2日目です。今日は『チャーリーとチョコレート工場』の上映もあり、気合が入ります。

1日目に引き続き、カフェ「エクスプレッサー」さんにて、ホットチョコレートの配布、販売も行いました。今回の映画祭オリジナルチョコレートドリンクとして『ショコラ風チリペッパー入りホットチョコレート』『アマレットモカ』『チョコベリー』を販売しました。

『チャーリーとチョコレート工場』を見ながらホットチョコレート、おススメです。

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映画上映にもたくさんのお客様にお越しいただきました。上映に併せて展示をご覧になったお客様からは、「理解が深まった」・「新たな視点があり興味深かった」などのお言葉をいただき、とても嬉しかったです。

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◆学生の感想

ホットチョコレートの無料配布と、ホットチョコレートドリンクのコラボ商品を3種類販売しました。ご購入したお客様からは美味しかった、温まったなどの嬉しい感想をいただき、たくさんの笑顔を見ることができてとても嬉しかったです。(ホットチョコレート担当:S.K.さん)

チラシ印刷表(授業用)

 

 

 

 

 

 

 

 

← 大好評だったチラシデザイン

 

デザインを見やすくすることはもちろん、正確な情報をわかりやすい言葉でまとめることの難しさを感じました。(チラシ制作担当:K.H.さん)

2日目も映画祭は大盛況でした。チャーリーとチョコレート工場を上映している時間帯は特に多くのお客様に御来場頂きました。また鑑賞しながらオリジナルドリンクも楽しんでいただくことができました! (H.S.さん)

どうすれば多くのお客様に私たちの展示を見てもらうことができるのか、学生一人ひとりが意見を出し合い、2日目に挑みました。迎えた2日目は学生の動きも1日目より良く、街行く人に対するアプローチも確実なものでした。映画上映にも多くの方が来てくださり、上映後は展示も見てくださいました。お客様には是非映画を見た上で展示も見てもらいたかったので、その様子を自分の目で確認することができ、達成感がありました。(M.H.さん)

最終的に2日間で100名以上のお客様にお越しいただきました。

来場者アンケートの一部をご紹介いたします。

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1番良かったと思う企画は「研究発表の展示」とお答えくださった方が、最も多いというのは喜ばしい限りです。「たまたま見かけた」から入ったという方が圧倒的であるにもかかわらず、展示までじっくり読んでくださり、下北沢がいかに温かい街であるかがわかりました。「ノリがいい」という言葉を使ってもいいかもしれません。今回のプロジェクト企画を通じ、イベントを作る難しさはもちろん、研究という意味でも文化と向き合う方法を学ぶことができました。今回の経験を卒業論文にも生かしていきたいです。

「研究発表の場がほしい」というのがこの「チョコレート映画祭」の始まりでしたが、映画祭がなければ会うことのなかった皆様とお話しができ、展示についてもたくさんのお言葉をいただき、とても楽しく有意義な2日間となりました。中には昭和女子大学の在学生や卒業生、4月からの新入生といった方々が「昭和女子大学」の声を聞いて足を止めてくれたという嬉しい出会いもありました。映画祭のおかげで私にとってもチョコレートはただのお菓子ではなく、皆様との懸け橋として特別な存在になりました。

お越しくださった皆様、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

※注 福田ゼミはチョコレートを研究するゼミではありません。

 (記事制作:S.M.)