こんにちは!現代教養学科3年秋山と花田です。
明日は卒業式です。先輩方、ご卒業おめでとうございます。私達もあと1年間しっかり勉強したいと思います。
さて、今日は後期履修した授業を紹介します。
私たちは「地域社会のデザイン(都市)」(担当:鶴田先生)という授業を履修しました。授業では人やまち、地域とのつながりを通してまちづくりがどのように行われていくか、学びました。
私たち受講生は世田谷公園内のSL広場や売店、がやがや館の活性化を目指しグループに分かれ改善策の提案を行いました。提案をさせていただく前の11月に現地を訪れて世田谷サービス公社の方にお話を伺いました。
がやがや館は、高齢者を中心とした多世代の方々と健康づくりの運動の場、サークル活動やレクリエーション等により利用者同士の交流が図れる場であり、また、保育園、児童館、地区会館との複合施設であることから、大人から子どもまでの多世代の交流がされています。
私は授業の一環でがやがや館に訪れるまで、この施設のことを知りませんでした。
これほどまでに設備が整っていて、充実しているとは知らず、驚きました。こうした施設はより多くの人たちに知ってもらうことで、さらに多くの利用客を増やすべきだと感じました。
また、世田谷公園を実際に歩いて見てまわり、簡単な調査もしました。そこは以前、社会現象にもなったポケモンGOでたくさんの人が訪れ、ゴミが散乱し、問題となっていました。そんな悪影響を及ぼさず、なおかつ人が集まる環境づくりへの改善策が必要だと、改めて強く考えさせられました。
その後、現地調査と授業内容を元にそれぞれのグループがテーマを考え企画書を作成し、世田谷サービス公社の方へプレゼンを行いました。
私たちのグループは世田谷公園の噴水広場を利用した野外映画上映会を提案させていただきました。目的や実施内容、ターゲットそして費用まで細かく書かなければならず、大変勉強になりました。様々な場所で開かれているイベント等もこのように目的があり、それを果たすために作られているということを実感しました。
受講生の企画書は、サービス公社の方のアドヴァイスも受け、実現可能なものへと情報を追加しながら作り上げました。今後、サービス公社内で話し合い、実施されるものもありそうです。他のグル―プが提案した企画書はどれも興味深く、どれが実行されるのかとても楽しみです。
(記事:3年花田・秋山)