現代教養学科には図書館学の資格課程が配置されています。(「図書館司書」と「学校図書館司書教諭」の2種類があり、全学部学科の学生が履修できます)
例年、前期授業が終わった後の8月第1週に図書館見学を行っており、今回は8月2日に国際子ども図書館の見学に、「図書館司書」の資格取得を目指す学生11名と行ってきました。
旧帝国図書館として使われた建物であるレンガ棟と、同敷地内に2015年に新しく建てられたアーチ棟からなる国際子ども図書館は、国内外の児童書に関する図書館サービスを行う国立の児童書専門図書館(国立国会図書館の支部図書館)です。
図書館のサービス内容やテーマごとに分けられた各部屋を説明いただきながら、多彩で貴重な資料も手に取ってみることができ、普段は入れない書庫も見学させていただきました。東京都選定歴史的建造物に指定されているレンガ棟では、建造物としての見どころや保存にあたってのさまざまな工夫やご苦労などについてのお話もうかがえました。
改修にあたっては創建当時のものを補修の上保存されていて、外観も含めて見学し学べるように図られている点、特に建物本体をそのまま保存するだけでなくつくられた方法も保存しつつ、図書館としての必要な機能も充足するように工夫されているということについては、お話をうかがって驚くばかりでした。
学生の感想が届きましたら、またブログへお届けします!