皆さん、こんにちは!鍋がおいしい季節になりましたね。シムゼミ3年の片岩と小池です。私たちシムゼミ3年は11月15日に、代々木上原にある「東京ジャーミィ」というイスラム教のモスクに行ってきました。そこで学んだことについて簡単にまとめてみました。
まず入ってすぐの大広間の壁に大きなアラビア文字が目に入りました。これは日本でいう掛け軸のようなものです。右手に見えるものは、知識のある人が社会で一番の存在であり、お金や権力より学問が最も大事であるということを意味しており、イスラム世界において「知」の継承がいかに大事であるかがうかがえます。
展示スペースには多くのつぼや皿などがありました。そのなかでも特徴的であったのがチューリップをモチーフとした模様が多く使われていたことです。そうです、チューリップの原産地は実はオランダではなくイスラム色の強いトルコだったのです。
また、皆さんはイスラム文明が現在われわれの生活に深く根付いていることをご存知ですか。例えば、コーヒーや二次方程式などです。コーヒーはアラビア語が語源でそこからヨーロッパへ、さらに日本へと流れてきたものなのです!
さて、前置きが長くなってしまいましたが、本題のモスクに行きましょう!
中に入ると至る所にステンドグラスやアラビア語の模様が描かれていました。モスクは一階と二階に分かれていて一階は男性、二階は女性が礼拝するようになっています。モスクの中では女性の肌の露出は禁止されています。私たちも実際に本物の衣装を着させていただきました!イスラム教の方々はこれらの衣装に誇りを持っているそうです。因みに、礼拝は一日五回行われています。
以上、簡単な説明でしたが、いかがでしたでしょうか。私たちは今までイスラム教について学ぶ機会が少なかったのですが、今回の見学を通して日本との関わりがあることなど新しい発見がたくさんありました。イスラム教というとメディアで報道されているような悪いイメージが持たれやすいと思いますが、それらのイスラム教はほんの一部であり、すべてではないということを知っておいてほしいです。
百聞は一見に如かずということで、イスラム教の文化やモスクなどについて興味をもった方はぜひ一度「東京ジャーミィ」に足を運んでみてくださいね!
以上。シムゼミ3年の片岩と小池でした。最後まで読んでいただきありがとうございました!
(記事:シムゼミ 片岩・小池)