みなさん、こんにちは。現代教養学科です。本日は、現代教養学科の特色ある科目の1つである国際社会調査研修について紹介します。現代教養学科では、毎年、実際のフィールドに出て社会調査を行う実習プログラムを実施しています。前期に校内で事前学習を行い、夏季休暇中に実際に対象となる地域に入りフィールドワークを行い、後期にはそれらをまとめて報告書や報告会などを通して成果発表をします。
今年度、開講しているのは「国際社会調査研修」です。今年の研修先はドイツで9月中旬の渡航を予定しています。研修テーマはは「環境先進国ドイツの再生可能エネルギーとゼロエミッションの実態を学ぶ」というもので、フライブルクを中心に、現地専門家のレクチャーを受けて、現場視察を実施します。視察先は、風力発電所、エコ住宅(ヴォーバン住宅地)、廃棄物・資源センターなど盛りだくさんの内容です。
現在、私たちは研修に向けて、事前学習を行っています。この日は、参加学生14名が「ドイツの歴史・文化」「ドイツ全体の環境政策」「ドイツの特定地域の環境政策」の3つのグループに分かれて、それぞれリサーチした内容について報告をしあいました。
各メンバーは、スライドやレジュメを作って、本格的な報告を行っていました。それぞれのグループの中でも、ドイツのライフスタイル、食文化、トイレ事情、ゴミ処理制度、環境教育、エコ農業、エコ建築など、各自が多彩な内容の報告を行い、ドイツの環境政策の特色について幅広く学ぶことができました。
今後は前期にさらに数回の事前講習を経て、9月の本番を迎えます。現地視察に向けて、これからより学びを深めて行きたいと思います。
(現代教養学科)