私は「メディア表象論演習」の福田ゼミに所属しています。現在、福田ゼミでは下北沢商店街とコラボで行なうチョコレート映画祭に向けて準備を進めています。
チョコレート映画祭では、しもきた商店街復興組合が運営する小劇場「しもきたDAWN」で、1本映画を上映したのちその映画の研究発表を行います。それだけでなく、ほか4本の映画作品の研究発表も行ないます。このチョコレート映画祭は今年で3年目になりますが、バレンタインの時期に因んで毎年「愛」をテーマにした作品を扱っています。今年の作品としては、「空中庭園」、「幸せへのキセキ」、「世界一キライなあなたに」、「永い言い訳」、そして上映も予定している「チョコレートドーナツ」です。さまざまな「愛」が描かれた作品を用意しているため、かなり楽しめる内容となっていると思います。
研究発表に伴って、無料でホットチョコやクリアファイルをプレゼントする企画や、エスクプレッサーさんとのコラボドリンクなども用意しています。このように、映画研究だけでなく、商店街との協働で下北沢を巻き込んだ企画になっていることがこのプロジェクトの魅力の1つです。
また、プロジェクトを行なうにあたって、映画研究の難しさだけでなく、「何かを企画・運営すること」の難しさも感じています。社会人として働かれている方々と連絡を取り合うこと自体が難しく、また、実際に商売をしている方々と共同で企画を考えることで、ものを売り込むことがどういうことであるのかを思い知らされました。
チラシ1つとっても、ただ見た目が可愛かったり、オシャレだったりということでは「売り込み」は出来ないということが学べます。ただの紙から、私たちが企画するプロジェクトがどのようなものなのか、どんな魅力があるのかといったことを一瞬で伝えるためにはどうしたらいいのかということを考える必要があるのだと知りました。
このような企画力・運営力は社会人になるにあたっていずれ必要とされる能力であると思います。それを学生時代に体験できることは最大の魅力です。
是非2月10日・11日下北沢へ遊びに来てください!