必修科目「社会をみる目」より:ポジティブな自分を目指して!

現代教養学科には1年生全員が受ける、シム チュン・キャット先生の「社会をみる目」という授業があります。毎回社会に関するワードについてグループでデスカッションを行い、その後みんなの意見を聞き、先生の解説を受けて理解を深める楽しい授業です。今回は「『私』をみる」というテーマで、外部講師としてローレルゲート株式会社代表取締役・日本アクションラーニング協会認定コーチの守屋麻樹先生が講義をして下さいました。

 

 

お話の中で、ありたい自分で生きるためには「自分の価値観を尊重する」事が大切だというものがありました。そこで自分自身を知るために私達は今までの人生のアップ&ダウンを振り返って人生曲線を書きました。書き終わったあと、それを友達と共有することで、外から見た自分がどんなものかも知ることができました。

またお話を聞いて、考え方で物事が大きく変わることがよく分かりました。苦手な物はいつも「苦手だ」、「どうして苦手なんだろう」と考えがちですが、「どうしたらできるかな?」と前向きに考えると自分でも苦手な物に対して行動できるように思いました。私は英語が苦手なので、これからは「苦手だ」と思う前に「どうしたらできるか」を考えて行くことにします。ネガティブな言葉を使っていると、意識していなくても少しずつ自分自身もネガティブになってしまいます。ネガティブな言葉はポジティブな言葉に置き換えるだけで、前向きになれることに気づきました。「この言葉はポジティブに置き換えられるの?」と思うような言葉でも、視点・視野・視座を変えることによって置き換えられるのだと、講義を聞いて納得することができました。

 

 

私は将来やりたいことや明確な目標がないため、先生が具体的にどのようにして自分のやりたい事を知ったのかについて質問しました。守屋先生は他人と一緒にいることで自分の心が大きく動いたことで自分の事を知れたそうです。自分らしく生きるためには1人で頑張ることだけでなく、周りの人を巻き込むことも必要です。他人と接することでいろんな出来事があります。大きく心を揺さぶられたとき、ある感情を抱いたとき、「どうしてそう思ったのか」をよく考えると自分自身や他人について知るチャンスになり、自分がこれからできることの選択肢を増やしてくれると話して下さいました。回答を頂いて、やりたいことが見つからない今は自分にできることをまず増やすことで大学生活を充実させようという1つの目標を立てることができました。自分らしく生きるために一歩ずつ努力して行きます!それに気づかせていただいた守屋先生に心から感謝します!

(記事:1A・小島美紀)