春の花“鬱金香”
こんにちは。いよいよ明日からオンライン授業開始ですね。
教室での対面授業は少し先になりますが、しばらくはオンラインキャンパスで一緒に学びを深めましょう!
さて、タイトルの春の花“鬱金香”、どんな花かわかりますか?
世田谷キャンパスでは、先週の瀬沼先生のブログで紹介されていたように春の花が色とりどりに咲いています。花を眺めると癒されますね。
“鬱金香”、この漢字から、鬱々とした気持ちが晴れそうな、香り漂うような花なのかな?と私はイメージしました。
さて、答えはこちら!チューリップです。
正解した方、いらっしゃいますか?
百科事典によると、江戸末期に日本へ入ってきた際に呼ばれていた名称のようです。“うっこんこう”または“うこんこう”と読むようで、ちなみに前半の2文字“鬱金”は、香辛料や黄色の染料として用いられるウコンです。
さて、上の写真はトルコ、イスタンブル。2014年3月に撮影したものです。
世界遺産に指定されている歴史地区内の公園に咲いていました。
こちらは港近くの交差点の花壇(2014年3月。イスタンブル)
現在、私たちは春になると、いろんな品種のチューリップを楽しいでいますが、これはもともと、トルコで改良されたものが16世紀にヨーロッパで紹介され、さらにオランダで改良されたものだそうです。こちらも情報源は百科事典です。
今、大学にも図書館にも足を運ぶことはできませんが、大学の図書館は「マイライボラリー」にログインすると、百科事典や過去の新聞記事などにアクセスすることができます!
これからのオンライン授業の課題でも、ぜひ活用してください。 (利用の仕方は、upshowaで図書館からのお知らせに詳しく書いてあります)
さて、チューリップといえば、オランダと思っていた方、トルコでのチューリップ文化についても機会があれば、勉強してみてください。オスマントルコの宮廷文化の魅力を垣間見ることもできます。
日本でもチューリップは身近で親しみのある春の花ですね。
先日、ニュースで咲き誇るチューリップの花を泣く泣く、刈り取ったという話を知りました。 花を見に多くの人が集まってしまうために、刈り取るという苦渋の選択だったようです。
来年はゆっくり青空のもと、楽しめることを祈っています。
最後に、2017年4月に撮影したチューリップ畑の写真をアップします。
アメリカ西海岸、オレゴン州のチューリップです。色鮮やかなチューリップ畑、この春はウェブ上でお楽しみください。
記事:鶴田