こんにちは!せぬゼミブログリレー 4 番手の鈴木です。
今回は、私の卒論のテーマである甲州印伝 についてお話しようと思います。
まず、 甲州印伝 という物をご存じですか?
「何それ?分かん ない。」きっとこんな答えが返ってくるでしょう。
瀬沼先生から聞いたところせぬゼミの 3 年生は誰も知らないという (汗)
私が卒論のテーマに取り上げるまで4 年生のみんなも知らなかったです。
ちょっと悲しいです...
それでは、甲州印伝について説明します。
甲州印伝は山梨県 に 400 年以上も伝わる革工芸品 です。 江戸時代には 、各地で製造されていましたが現在も製法が伝わっているのは甲州印伝のみです。 製品としては、お財布、バッグ、ポーチやパスケースなどの小物です。
鹿革を使用し、手彫りされた柄を漆で染色し模様づけします 。漆は使うほど光沢が増し、深みのある色へ変化していきます。また、革製品なので丈夫で長持ちする特徴があります。
余談ですが、山梨の戦国武将‘’武田信玄‘’は兜や鎧に使用していました。
過去にはGucci 、 Tiffany 、 アスプレイ等の海外高級ブランドとコラボしたことが あります。
祖母からもらった甲州印伝
皆さんの地元にはどんな伝統工芸品 がありますか?
他の県の伝統工芸品を調べてみたりするのも面白そうですね!
伝統工芸品と聞くと私たちには遠い存在に感じると思います。ですが、改めて調べてみると新たな発見に出会えると思います 新しいものは魅力的ですが長い歴史を経て今もなおあるものは支持を受けて存在しています。 その地域の歴史やルーツを知ることができます。私は山梨から上京して甲州印伝が全然知られていないことに気が付きました。これを聞き、ますます卒論のテーマとして書くべきだと再確認できました!
気になる卒論の進捗状況ですが...
コロナで地元に帰れない のでなかなか現地調査が進 んでいないのが現状です。 ‘’甲州印伝は文 献 が 少な いので執筆するにあたって少し苦労するかなと思います。 今できるところを少しずつ進めていこうと思います。‘’甲州印伝‘’を知り興味を持ってもらえるような卒論になるように頑張っていきます!
瀬沼ゼミ4 年 鈴木