国際関係論ゼミ担当の志摩です。ゼミの課外活動について紹介します。
3,4年併せて14名のゼミ生と一緒に、7月10日は、今年度2回目の海外で日本語を勉強している大学生との交流会でした。
日本時間20:30~22:00、交流相手のリトアニアのカウナスにあるヴィタウタス・マグヌス大学は、14:30~16:00の時間帯、6月はお隣ポーランドのワルシャワ大学の学生との交流会を実施しましたが、その際は、コロナ自粛下の大学生活をテーマにしました。今回は、さらに文化的な質問で、こちらから、リトアニアの音楽と生活についての質問を、リトアニア側からは、日本の音楽などについての質問で、話す相手をブレイクアウトセッションで変えながら、始め、お互いに緊張していたのが、どんどんと表情が豊かになっていく様を、オンライン上で見ることができ、学生の関心が広がったことが伝わってきました。
今回の3,4年のゼミ生の中には、昨年、ゼミの研修でリトアニアに一緒に行った学生が2名おり、理解が深まったことと思います。ヨーロッパの大学は、すでに夏休みに入っていましたので、参加者が7名でしたが、日本語で一生懸命理解したり、わかる日本語で説明したり、プロフィールなどは、英語で紹介したりと、やり方にも慣れてきたように思います。行ってみたいという思いがお互いに高まったこと、もっと、きちんと日本語力をつけること、説明できる日本のことをふやすなど、それぞれのペースで進展しているように思います。
次回は、9月に、ラトヴィア大学の学生との交流会の実施を計画中です。次は、どんな展開ができるか、英語で会話の時間をふやす、テーマについてきちんと話す内容を下調べしておくなど、少しハードルを上げるようにしたいと企画中です。
昨年のゼミ研修の写真1
以下、終了後今日までの間に、寄せられた感想を紹介します。
☆少人数だったので、1回目の交流時よりもたくさん会話をする事ができたと思います。また、リトアニアについてあまり知らなかったけど、この機会にリトアニアの文化や夏至祭について知ることができてよかったです。もっとリトアニアについて知りたいと思いました。そして是非リトアニアに行ってみたいと思いました。
☆リトアニアの学生生活や夏至祭などについてお話を伺ったり、質問をしあったりし、有意義で楽しい時間を過ごすことができました。
☆夏至祭などのリトアニア文化を知ることができ、とても楽しかったです。グループに分かれての交流だったため、たくさん話せました。日本の映画やアニメ、音楽に詳しい方が多く驚きました。次はお互いの国に関するクイズなどもやってみたいです。
☆私が興味を持っていたリトアニアの夏至祭のことなど、インターネットでは得られない貴重な話をたくさん聞くことができました。夏至祭でのダンスは日本で言う盆踊りの様なものだという話に、自分が暮らす日本の文化を見つめ直したいなと思うきっかけにもなりました。前回のポーランドの学生との交流よりも、学生同士直接話す機会が多く、やはり言葉の壁を感じました。リトアニアの学生さんの日本語力に頼りきりで日本語ばかりで話してしまい、日本語が不得手な学生さんに英語で話しかける勇気が出ませんでした。次回の交流会では拙くても英語で話しかけられるように、勉強していきたいと思います。
☆リトアニアの音楽や文化など、様々なことを聞くことができました。また、日本に興味を持ったきっかけや日本の映画、アニメなどの話題で盛り上がり、前回の交流会より積極的に話せ、とても楽しかったです。それと同時に伝える難しさを実感しました。
☆少し緊張していましたが、話をしてみると日本の昭和の音楽に興味があるという学生の話や、日本に興味を持った理由についての話など、多くの興味深い話を聞くことができました。少人数で話をするというのは非常に緊張しましたが、思っていたよりも楽しく、短いながらも充実した時間であったと思います。日本語能力に長けている学生が多く驚きましたが、中にはまだ理解できないことが多いという学生もいました。私も英語で話してみようと思いましたが全く言葉が出てこず困っていました。そんな私に日本語でいいですよと声をかけてくれ、その後話はできましたが、私としては甘えてしまったところがあると思います。そこに関しては申し訳なかったなと感じています。
☆リトアニアの生徒と関わったことがなかったので、初めてのことは楽しかったです。また英語も踏まえてコミュニケーションを取る予定でしたが、リトアニアの学生の日本語がうますぎて、日本語でコミュニケーションをとっていました。また日本や日本語の説明は難しかったです。改めて日本語の説明を見直す必要があると思いました。オンラインで他国の人と関わられるのは楽しく良い経験ができたと思います。
昨年のゼミ研修の写真2