こんにちは。鶴田ゼミ3年の磯辺です。先日、5月8日に瀬田玉川神社で行われた「神さまと森の教室」に参加し、その後、関係者の方々と意見交換をしてきました。
今回は、先生とゼミ生4人で二子玉川駅に集合し、ガレリアでのストリートマーケット「ふたこ座」や街の歴史的なポイントを見ながら神社へと向かいました。
瀬田玉川神社は国分寺崖線の崖上にあり、鳥居や社殿までの階段はとても急で降りるときはちょっとドキドキしました。
「神さまと森の教室」は、小中学生に向けて、神社のことや神社周辺にある鎮守の森などについて実践を交えながら学ぶ場です。
社殿が教室となり、禰宜の高橋さんが先生役の「神さまの教室」からスタート。神社の役割や「神さま」とはどんな存在なのか、「命」とは何なのかなどについて学びました。少し難しい内容ですが、丁寧な資料も用意して下さっていて、とても分かりやすかったです。参拝の作法や神社の歴史などについては、私たちも知らないことが多く、勉強になりました。
その後、東京農業大学の西野先生が鎮守の森の必要性などについて写真や動画などを用いながらわかりやすく説明をしてくださりました。鎮守の森の必要性については、私たちも最近授業で取り扱った問題で、東日本大震災の時、鎮守の森は津波が来ても残っていたという話を聞き、鎮守の森の役割と重要性をあらためて実感しました。
また、子どもたちと一緒になって森の中を歩いて葉を集め、母の日用の花束を作りました。森の中には、同じように見えて違う植物が多くあり、それらの特徴の違いなども興味深かったです。途中で実験なども交えながら学び、子どもたちも夢中になっているのがわかりました。
神さまと森の学校が終わった後は、神社を通して様々な活動を行っている方々と交流をしました。全国の神社でしめ縄を作って交流をしている方、境内の掃除をして交流をしている方など地域との関わり方は多種多様で、私たちも今後ゼミ活動をしていくにあたって勉強になることばかりでした。
神社や日本文化と地域がどう関わっていくべきか、難しい問題ですが伝統を守っていくために必要なことだと思いました。今回、初めて地域の人や子どもたちと関わることができ、貴重な経験となりました。これからも様々な人と関わる中で、地域や人々の交流、文化のことなどをもっと考えていきたいと思います。
記事:3年磯辺