皆さん、こんにちは~現代教養学科長のシム(専門:教育社会学)です。幅広い学びができる現代教養学科では、豊富なプロジェクト活動への参加や社会調査士資格の取得などのほかに、教員資格も取得できることをご存知でしたか?
先週の金曜日6月14日に、現代教養学科の4年生が教育実習先で頑張っている姿を共有したくて、簡単にブログ記事にまとめました!
当日の午前中は、まず埼玉県のほぼ中心にある女子高で相﨑さんが担当する研究授業「公民科『政治と経済』」を参観した後、実習担当の先生に感謝の気持ちを表明し、日本の高校教育のあり方について話し合うこともできました。
午後はバスで移動して、別の女子高で今度は近藤さんの最後のホームルームに参加し、そのときはなんとNHKの取材チームも来ていました。他大から来た教育実習生がほかにも11名がいた中で、近藤さんだけが取材対象に選ばれたことを心から誇らしく思いました!また、校長先生と教頭先生とも男女別学をめぐる議論について意見交換ができて、大変有意義な機会となりました。
以下、教育実習についての相﨑さんと近藤さんからのコメントです。
相﨑さんより:
不安と期待の気持ちから始まった母校での教育実習が無事に終了し、充実した3週間になりました。実習を通して、授業準備や学級経営、生徒相談などの教員としての責任の重さ、そして、生徒たちの成長に直接携われることへのやりがいを実感しました。
また、「生徒たちに何を学び身に付けてほしいのか」が授業の軸となり、日常に教材があると学ぶことができました。この経験を今後の学生生活やキャリアに活かし、何事も楽しみながら学び続けたいと思います!
近藤さんより:
毎日ヘトヘトになりながら走り切った3週間でした。まず、何よりも教材研究が大変でした。授業を作るためには、教科書に書いてあることのみを理解するのでは全く足りず、1つの授業を作るために3冊以上の本を読みました。
また、教員の一日は想像以上にバタバタしており、多くの先生方は教材研究と生徒指導に追われていました。しかし、毎日夜まで残っている先生はほとんどおらず、自分なりに効率良く仕事をされていました。教員の仕事の大変さだけでなく、効率良く業務を行う術や、仕事のやりがいを知ることができました。とても充実した3週間でした!
現代教養学科長
シム チュン・キャット