【シムゼミ】女子高生との交流で女子だけの学習環境の貴重さを改めて実感!

こんにちは!シムゼミ3年の徳田です。今回は先週の10月19日に実施した、シムゼミと東洋女子高校の交流会について紹介します!

 

まず東洋女子高校の正門でハッピーに一枚!

 

交流会では「マイノリティって誰のこと?」をテーマにシム先生の講義の後、高校生とのディスカッションを行いました。高校生は、シム先生のパワフルな講義にはじめは戸惑っているようでしたが、マイノリティについて多角的な視点から考えながら、徐々に活発な議論を展開していきました。

 

シム先生の前で緊張(?)しながら発表する高校生

 

現在、日本のジェンダーギャップ指数は世界で未だに118位です。男女ともに教育を受けていて、健康であるのにも関わらず、経済に貢献したり政治に参加したりするリーダー役の女性が少ないということが大きな課題となっています。いろいろな分野で決定権を持たないという意味で、日本の女性も少数派、つまりマイノリティなのです。女性をマイノリティでなくさせるために何が必要か話し合いを進める中でも、もし自分自身が男性だったら違う行動、異なる選択をしていたかもしれないと感じる場面が多々ありました。

 

出典:男女共同参画局

また日本では、「先進国」でありながら、未だに同性婚は認められていません。若い世代は、多様性に敏感になっているものの、社会の方向性を決める政治家は高齢の男性が多く、まだ古い価値観が残っている傾向があるように感じています。自分事ではないことを完全に理解し、価値観を変えることはとても難しいことでしょう。しかし理解できなくても当事者の方々の思いを聞いたり、今回の授業のように意見を交換したりすることで、お互いに認め合える社会づくりへの第1歩だと感じました。

 

女子同士でマイノリティについて熱論!

 

女子しかいない大学にいる今、無意識の性別役割分担がない環境だからこそ、さまざまなことに挑戦できる機会に多く恵まれています。そのため、今のうちからいろんな経験を積んで、みんなが楽しく幸せに生きられる未来になるよう、社会に出てからも強く生きていくための準備をしっかりしておこうと私は決意したと同時に、このような私になれたのも、女子だけの学習環境のお蔭だと心から実感させられました!

 

シムゼミ3年生一同

 

記事:3年・徳田