授業紹介【現代社会とマスメディア】卒業生が語った、広告とは違う“PR”の魅力

こんにちは、現代教養学科二年の河辺です。11月20日(水)の「マスメディアと現代社会」の授業では、PR会社プラップジャパンより中村美里さん(現代教養学科卒業生)をお招きして、講演会を実施しました。

社内での一日のスケジュールなど個人的なことから、広告とPRの違いやPR会社の難しさという業界のお話まで幅広く伺うことができました!仕事と趣味を両立できるような、柔軟な働き方をされている印象でした。

中村さんは、広告とPRの違いを“CM”と“番組内での商品紹介”の違いと説明されていました。そのため、PRは広告に対して決められた枠組みがないので「天井がない」と表現されていました。

私自身、広告とPRの違いについて考えたことはありませんでしたが、PR活動には天井がないという点にすごく納得しました。広告という枠組みにとらわれずに社会に働きかけることができる点で、新しい社会現象や時代の流れを生み出したり、社会問題を解決する一歩になるのだと知りました。

 

また、難しい点として企業とメディアの板挟みに会うことを挙げておられました。企業の考えに対して、世間にアプローチできるような社会的な意義があるストーリーを提案する必要があると伺いました。そのため、プラップジャパンのことを「コミュニケーションコンサルティング会社」という風に表現されていました。こういったPR会社の活動が、本来は明るみに出ないような社会問題が世の中に認知されるきっかけになるのだと感じました。

今回は、あまりイメージが湧きにくいPR業界の実体を知ることができとても貴重な機会になりました。中村美里さん、ご講演ありがとうございました。

(2年 河辺)