【鶴田ゼミ】地域とつながる本のイベントへ一歩前進!あおぞら図書館の準備スタート

こんにちは!鶴田ゼミです。
私たちは6月18日に「三宿あおぞら図書館2025」開催に向けて、三宿にあるHome/Work Villageに行ってきました。

[Home/Work Villageの入り口で]

「三宿あおぞら図書館2025」とは、「本を通じて人と人のつながりをつくり、地域の“お知り合い”をつくる」ことを目的とした地域交流イベントで、世田谷区立下馬図書館、平和資料館、三宿四二〇商店会、国士舘大学 西村研究室、昭和女子大学 鶴田ゼミが連携して企画・運営しています。

[2023年の三宿あおぞら図書館の様子]

例年、下馬図書館の除籍本を利用したメインの読書コーナーの他、絵本のクイズラリーや紙芝居、絵本の紹介ブースなど、様々なコンテンツをお届けしており、当日は地域にお住まいのファミリーをはじめ、様々な方に来ていただいております。今年も読書の秋に世田谷公園で開催予定です。

さて、今回伺ったHome/Work Villageとは、世田谷公園の近くにある、旧池尻中学校を活用した建物です。旧池尻中学校跡地活用プロジェクトにより、商業施設・教育・オフィスなどの機能に生まれ変わった、人々がつながる複合施設です。

今回はそんなHome/Work Villageに、三宿四二〇商店会で理事をされている御代田さんにお越しいただき、国士舘大学西村研究室3年の皆さんと合同ミーティングを行いました。初めての顔合わせだったため、少し緊張しました!

はじめに、御代田さんからこれまでの三宿あおぞら図書館の4年間のあゆみや実際のイベントの様子を学びました。御代田さんはインフラデザインやコミュニティデザインのお仕事をされていて、あおぞら図書館の取り組みではコーディネーターの役割を担ってくださっています。

その後、各大学混合の4つのグループに分かれて、あおぞら図書館で行うコンテンツ企画についてディスカッション、発表を行いました。
それぞれのグループからは、商店街と連携したしおりづくりのワークショップや、戦後80年であることにちなんだ平和資料館でのイベントなど、多くのアイデアが出ました。

発表について御代田さんにフィードバックをしていただき、それぞれのアイデアの共通点を繋げていきました。コンテンツを行う目的について「なぜ?」を繰り返して考えることで、より効率的にアイデアをブラッシュアップできるということを学びました。

今後参加させていただく地域イベントのなかでも重要となる思考のプロセスを身に付けられる、貴重な経験をすることができました!

最後にHome/Work Village事務局の方の案内のもと、施設見学をさせていただき、本日のミーティングは終了しました。施設内は懐かしさとぬくもりを感じられる空間でした。見学日には、実際に施設を利用する子どもたちのいきいきとした姿をみることができました!

最後に、御代田さん、西村研究室の皆さん、Home/Work Village職員の皆さま、ありがとうございました!

その後、7月に第2回の合同ミーティングを開催し、今年のコンテンツを詰めています。
今年度のあおぞら図書館は、11月15日(土)、11月16日(日)に世田谷公園で開催される予定です。多くの地域の方々に楽しみながら本と触れ合える空間をお届けできるように、今後も準備を進めていきます!

(記事:3年 笠松、磯部)