【国際社会調査研修ソウル編(11)】秋桜祭でポスター展示を行いました!

こんにちは!現代教養学科3年の水野真結です。

11月8日・9日の2日間、昭和女子大学の学園祭〈秋桜祭〉が開催されました。私たち社会調査研修メンバーは、CLAカフェ(現代教養学科有志)のブースでパネル展示を行いました。

ポスター&パネル制作

研修から約一ヶ月が経過した9月29日。久しぶりにメンバーと教室で集まり、秋桜祭に向けてポスターの制作を始めました。

研修の際に記録していたメモをみんなで持ち寄り、経験したことや感じたことを思い出しながら進めていきます。「写真だけのポスターも作りたい!」「現地で食べたごはんが美味しかったから、韓国の食文化についてもまとめたい!」など、さまざまな希望を反映させた結果、ポスターの枚数は全部で12枚に!当初の予定よりも作業量は増えましたが、役割分担を徹底し、スムーズに進めることができました。

何度も修正を繰り返すうちにあっという間に月日は経ち、気がつけば秋桜祭の前日になっていました。印刷したポスターをスチレンボードに貼り、一つずつ丁寧にパネルをつくります。慣れない作業が多かったものの、先生方のサポートを受けながら楽しく作業に取り組みました。完成したパネルを教室内に並べて、準備は完了しました。

秋桜祭当日

当日は、ブースにお越しくださった皆様に研修の様子についてご紹介しました。受験生の皆さんや在学生の保護者の皆さん、先生方など、たくさんのお客様がご来場くださり大変嬉しく思いました。

以下に、多く寄せられた質問の内容とその答えをまとめました。※後半3つの答えは、書き手個人の意見です。


Q. 研修にはどのような学生が参加しているのですか?
A. 人間社会学部 現代教養学科の学生のうち、希望者が参加しています。今年度は2年生10名、3年生5名、4年生1名の計16名が参加しました。

Q. 社会調査研修では毎年韓国に行っているのですか?
A. 今年は韓国へ行きましたが、研修は毎年異なる地域で行われます。直近3年間の研修先は、2024年度が京都、2023年度がシンガポール、2022年度が東京でした。

Q. 研修に参加した理由を教えてください。
A. 通常の旅行ではできないような経験をすることができると思ったからです。例えば、今回の研修では、現地の学生と深く交流したり、日韓の文化交流を現場で支えている在韓日本人の方々からお話を伺う時間がたっぷりとありました。これらは観光旅行では実現しがたい貴重な機会であり、調査研修に参加したからこそ経験できたものだと思います。

韓国の学生と、勉強も交流も楽しみました♪

Q. 最も印象に残っているプログラムは何ですか?
A. 研修4日目に実施したまちあるきフィールドワークです。ソウル市に位置する「大学路(テハンノ)」という街を誠信女子大学校の学生と共に歩き、両国の学生それぞれの視点からソウル・大学路らしさを(再)発見するといったプログラムです。誠信女子大の学生にとっては「ただそこにあるだけ」の身近な街も、私たち来訪者にとってはすべてが新鮮に感じられます。互いにまったく異なるモノの見方で同じ街を見つめ、率直な感想や気づきを共有できる時間は大変刺激的でした。
また、フィールドワークの途中で一緒に昼食をとりながら、韓国と日本の文化についてお話ししたことも印象に残っています。「韓国から見た日本」と「日本から見た韓国」の両者の価値観を尊重しながら、互いの文化に関する理解を深めることができ、学びの多い一日でした。

大学路(テハンノ)にあるマロニエ公園

Q. 5日間の研修を通して何を学びましたか?
A. 自分の足で現地へ行くこと、自分の耳で話を聞くこと、自分の目で世界を見ることの大切さを学びました。インターネットでは極端な意見に触れやすい今、これらの行動の重要性は一層増しているように思います。行ったことのない地域へ直接足を運んだことで、その地に対する思い込みや認知の偏りを自覚し、より広い視野をもって物事を捉えられるようになりました。


ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました。
今後は報告書の作成に取り組んでまいります!

記事:3年 水野真結