【CLA Report – 2025 Vol.8】2年生が3年見山ゼミを体験

皆さん、こんにちは!現代教養学科の魅力を発信する学生広報メディアCLA Reporters & Magazineの現代教養学科2年、玉木結衣、久保夏椰乃、日野真絢です。

私たちは11月19日(水)に、見山謙一郎教授のソーシャル・マネジメント論ゼミ(3年ゼミ)を見学させていただきました。2年生の私たちにとって、3年生から履修することになるゼミは未知の世界だったので、普段なかなか知ることのできないゼミの雰囲気や学びの内容を、今回、実際に体験することが出来たことは、貴重な機会となりました。

先生とゼミ生とのフラットな関係性と双方向でのディスカッションが印象的でした

この日のゼミには、楽天グループ株式会社さんから、グループマーケティング部の川上和香奈さんと、青山緩南さんがゲストとして参加され、ゼミ生の皆さんと一緒に「Z世代の学生と楽天とのタッチポイント(接点)」についてディスカッションが行われていました。

私たちも実際にグループワークに参加させていただき、学生同士の意見交換の活発さや、外部の方を交えたリアルな学びの場を体験することができました。

楽天の方と一緒に学べる貴重な機会でした

見山ゼミでは、今年度は学生が特に興味や関心を持つファッションやコスメをテーマに“Z世代の購買行動分析”を進めているそうです。前期の研究結果は、広告主の団体である日本アドバタイザーズ協会での研究発表のほか、日本マーケティング協会の機関誌「マーケティングホライズン」にも寄稿し、後期はその研究成果を活かしながら、企業の方々とのディスカッションを通じて、実践的な学びを深めているとのことでした。

ゼミ長の富所遥香さん(現代教養学科3年)にお話を伺ったところ、見山ゼミの魅力は、見山先生の幅広いネットワークによって、様々な企業の方と直接お話が出来る機会がある点を挙げてくださいました。学外の方と関わる機会が多いことは、視野を広げるだけでなく、自分の考えを言葉にして伝える力を養うことにもつながっているそうです。
実際にゼミでは、学外の方との対話をきっかけに生まれた問いをもとに、学生同士で意見を出し合いながら研究を進めているとのことでした。例えば、今回来ていただいた楽天の方とのお話を通して、次にどのようなアプリやサイトが求められているのかを考えるなど、学生の視点から議論を進めているそうです。ゼミ生同士で活発に意見を交換し、発言しやすく、和やかでアットホームな雰囲気のゼミだと話されていました。
また、化粧品やファッションなど、学生にとって身近な関心のあるテーマを扱っているため、自分たちの視点を活かしながら、楽しみつつ学べる点も見山ゼミの魅力だと感じました。

見山先生にもゼミ全体の雰囲気について伺いました。見山ゼミのコンセプトは「おもちゃ箱」で、このブログのサムネにもなっている見山ゼミのロゴには、「ゼミ生一人ひとりのアイデアを、ゼミというおもちゃ箱に入れ、みんなで本気で楽しみ、夢中になって学んでいく」という思いが込められているそうです。個性豊かで、様々なバックグラウンドを持つ学生が集まっている点も、見山ゼミの大きな魅力だと感じました。

今回見学に参加した私たちは2年生で、まだゼミに所属していませんが、実際のゼミの雰囲気や学びの進め方を知ることができた今回の体験は、ゼミ選択を行う上でも、とても貴重な機会となりました。このブログが、ゼミ選択に迷っている1・2年生や、現代教養学科への進学・受験を検討している高校生の方々にとって、現代教養学科の実践的な学びのイメージを具体的に思い描くきっかけになれば嬉しいです。

楽天の方も、すっかりゼミ生に馴染んでいました

~楽天の川上さん、青山さんからのメッセージ~

この度は見山ゼミの活動にお邪魔させていただき、ありがとうございました。
ファッションチームのディスカッションに参加する中で、高校生から大学生という大きな環境変化の中で、どのようなきっかけでECで洋服を購入するようになるのかを知ることができ、オンラインサービスを展開している我々にとっても非常に学びの多い時間でした。
また、皆さんの議論に混ぜていただいたこと自体も純粋に楽しく、実りある時間を過ごさせていただきました。改めて、ありがとうございました。(川上さん)


楽天グループ株式会社の青山です。ゼミに参加させていただき、ありがとうございました。
理想のコスメECアプリについてのディスカッションでは、カテゴリ別検索だけでなく、お悩みや肌質からの検索、AIによるレコメンド機能など、複数のECアプリの良い点を組み合わせるという視点が大変印象的でした。
学生の皆さんにとって使いやすいサイト・アプリにするための貴重なヒントをいただけたこと、大変感謝しております。
また、皆さんがフラットに意見を出し合い、建設的に議論を進める姿にも感銘を受けました。学生と社会人という異なる立場からの意見交換は、私にとっても多くの学びがあり、大変有意義な時間となりました。ありがとうございました。(青山さん)