2024/11/16 英語教育サロン~中学校での指導を考える~を開催しました

【実施報告】
英語教育プロジェクトは、2024年11月16日午後に、「英語教育サロン~中学校での指導を考える~」を、本学の3号館での対面参加とオンライン参加を併用したハイブリッド型で開催いたしました。一昨年の英語教育サロンに引き続き、今回で第二弾となります。講師には横浜国立大学の大塲貴志先生をお招きし、参加者は18名でした。

今回の英語教育サロンは、2部構成で行いました。第一部は、2024年度が、2020年度より英語が教科化され、小学校での新しい英語教育を経験した生徒が、中学校で英語を学習する年となるということで、大塲先生から、中学校で英語の学びの現状に関して、以下の点をお話いただきました。

・  第二言語習得論 (Second Language Acquisition: SLA)に基づいた指導法
– インプット・アウトプット・インタラクション
– 言語活動と文法指導
– 内容重視の指導法

・ 中学校での英語指導実践例(横浜国立大学・大塲先生ゼミの3年生)
– 文法の言語活動の実践(中学校3年生・Aさん)
– 教科書をSoft CLILで教える実践(中学校2年生・Bさん)

・令和5年度の文部科学省学力調査の結果分析から

第二部では、当研究所の英語プロジェクトのメンバーがファシリテーターとして入り、対面を2つのグループに分け、オンラインと合わせて、各3つのグループで、これからの中学校での英語教育に関してディスカッションを行いました。

そして、会の終了後に、英語教育サロンということで、ささやかなサロンを設け、校種の壁を越えて、英語教育に関して様々な意見交換をすることができました。

次年度も英語教育サロンの第三弾を予定しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。