女性文化研究所第124回定例研究会を開催しました

11月16日(火)学園本部館1階第1会議室において「八重と律-子規の凶徳」と題し、に日本語日本文学科 大島富朗教授による発表が行われました。

正岡子規の「凶徳」(若尾欄水)ということを中心に、多くの資料を提示いただきながらお話をうかがいましした。病が進行する様子、周りの者との関係などを知るほどに、自身の病が悪化するにしたがい禍々しさが出てくる様子が胸に迫ります。母、八重には息子としての優しさを見せる一方で、献身的な介護を続けてくれる妹、律に対して厳しい言葉を残す子規。五味康祐による観相結果も加わり、新しい子規像を知ることが出来ました。