この景色が見られるのは

 丘の上に建っているのは、どこの建物でしょう。アメリカ、ボストンの丘(モスヒル)に建っている昭和女子大学ボストン校の建物です。キャンパスの入り口から入り、車道から右の歩道に進むと、校舎のレインボーホールが見えます。手前の薄い黄土色の建物です。普段は、この歩道を歩いて丘を登る人は少ないので、初めてこの景色を見る方もいらっしゃるでしょう。ボストンは函館や室蘭と同じ位の緯度にあり、今年は、かなり雪が降りました。


(昭和ボストンから見えるボストンのダウンタウン)

 この写真は、もう少し先ほどの歩道を登り、玄関ホールを右手にして、駐車場から丘の下に見えるボストンのダウンタウンです。この写真では、ダウンタウンには雪が積もっていないように見えますが、まだまだ町中でも雪が残っています。少し前までは、高い木々が、視界をふさぎ、キャンパスからこんなにきれいなダウンタウンを見ることができませんでした。最近、高い木の枝を落としたので、プルーデンシャルタワーもよく見えます。左手前にあるバスは、昭和ボストンから近くのMBTA(Massachusetts Bay Transportation Authority)と呼ばれている地下鉄のGreen Lineの駅、Reservoirまで、送迎してくれる昭和ボストンのバスです。


(レインボーホールにあるステンドグラス)

 はじめの写真で丘の上に建っていたレインボーホールにあるのが、この写真のようなステンドグラスです。時間や天候によって様々に違った表情を見せてくれます。特に明るい朝日が差し始めると、様々な色の光が交差してホール全体に差し込み、とても美しく、神秘的です。雪が積もると、太陽の光が真っ白な雪に反射して、なおさらステンドグラスから差し込む光が美しく輝きます。