3号館前の石像 [2018年12月14日(金)]

 3号館左前の植え込みに置かれている、道祖神です。もともと道祖神は中国の神様で、道教から生まれたという説もあるようです。峠や辻、そして、村境などにあって悪霊や疫病を防ぎ、旅人の道中の安全を守り、道案内を務める神様だそうです。お地蔵様などのように、日本には似たような役目の神様が多く存在するので、それぞれの由来が入り混じっていてあまり明確ではないようです。
 写真にある昭和の道祖神は、「佐渡からのもので、前を通る学生たちの平安を祈っている」と、本学の教職員が持っている教職員手帳の「学園探訪」に書かれています。向かって右に男性、左に女性の神様が肩を抱き合って立っています。しかし、よく見ると、左の女性の顎から口元の一部が欠けてしまっているようですね。

 学内で場所を移動したときにでも傷がついてしまったのでしょうか。花崗岩は、初めは堅いので、磨くと美しく、石材として広く用いられるようですが、風化するととても脆くなってしまい、少しでも何かに当たると崩れてしまうことがあるようです。昔からキャンパスにあるものなので、大切にしたいですね。
 国内では、長野県 安曇野が道祖神の宝庫だそうで、その理由は、川に大きな花崗岩がたくさんあったからとか。バラエティに富んだ表情をした道祖神を見つけながら、冬の安曇野を旅するのも楽しいかもしれませんね。もうすぐ冬休み。そろそろ休みの計画をする時期になりました。