2011年3月11日の東日本大震災の時には、本学の公衆電話のところに、外部の方も含めて長い列ができました。その頃は、キャンパス内のブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ(BST)の校舎の手前に電話ボックスがありましたが、現在は植え込みになっていて、今はその向こうに自転車置き場があります。
最近は、ほとんどの方が携帯電話を持っているので、町中でも公衆電話が少なくなりました。三軒茶屋近辺で、野外の公衆電話はたったの11台だそうです。
本学の公衆電話も2018年(8月)に撤去され、今は写真のような白色の「特殊簡易公衆電話」と呼ばれるものが設置されています。どこにあるかご存じですか。一番たくさんの人が通るところ。そうです、正門の守衛所のカウンターに置かれています。小型のプッシュボタンと液晶ディスプレイ付きです。
特殊簡易公衆電話が初めてお目見えしたのは、1959年のことだそうで、赤やライトグリーンの野外の公衆電話と区別するために、電話機をピンクの色にしたので、「ピンク電話」と呼ばれていました。2000年代に入り、利用者の少ない公衆電話が撤去されると、このタイプの電話機が、店舗内や飲食店内に設置されるようになったようです。今は、ずっと小型でデザイン性に優れたものに変わっているのですね。
学内では、初等部の生徒が一番よく使用するとか。皆さんも、携帯を忘れてしまって電話連絡が必要な時には、守衛所にあるこの白い電話をご利用下さい。
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- 2019年1月25日
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