このマーク、知っていますか? [2019年05月24日(金)]

真ん中にハートが描かれています。Automated External Defibrillator(AED)です。
2004年7月から医療関係者ではない一般市民も使用できるようになり、学校、公共施設、空港、駅など、人が多く集まるところに、設置されているのを見かけることが多くなりました。学内でも、下の地図にあるように、13箇所でこのマークのあるところにAEDが設置されています。

AEDは、心電図を自動解析する装置が内蔵された医療機器で、心臓が痙攣して血液を流すポンプ機能を失った状態になってしまった時に、心臓に電気ショックを与えて正常なリズムに戻すためのものです。操作は、音声メッセージに従えば良いので、そんなに難しくは無いそうです。機器によって違っているようですが、電源ボタンを押すか、ふたを開けると、音声メッセージが救助者に使用方法を指示してくれるようになっていて、電気ショックが必要ではない場合にボタンを押してしまっても作動しないので、安全に安心して使用できるようにも設計されているそうです。

万が一、心臓発作で倒れた人があれば、まず、心臓マッサージを、そしてAEDを使用して、救急車の到着を待ちます。心臓停止の際の応急処置は、一秒を争うので、一刻も早く救命処置を始めることが大切だと言われています。自信が持てなくても、緊急の場合には、AEDを使う勇気が必要ですね。

下の写真は、学園本部館入り口の左側に備えてあるAEDです。「自動体外式除細動器」と表示されていますが、「除細動」とは、電気的な刺激等の外力によって、正常な電気信号経路へ改善を促す方法、つまりAEDによる電気ショックのことを言います。すべての表示が日本語、英語、中国語、韓国語で書かれています。

使う必要が無いことを祈りますが、突然の心停止の場合、救急車の到着を待っていると10%足らずの人しか救命できず、心臓マッサージでそのおよそ2倍の人を、AEDの使用で半数以上の人の命を救えるそうです。数年前ですが2016年の調査では、一般市民が使用したAEDで救われた命が1年間に約200名もいたそうです(2013年度人数)。学内のAEDの設置場所を確認しておきましょう。