今朝は、昨晩からの関東地方に台風がやって来るというニュースを聞いていたので、雷が鳴ったり、強い風雨になったりするかと思っていましたが、空がきれいに晴れわたりました。午後からは、抜けるような青空に白い雲が輝いていました。
あまりに空がきれいなので、写真を撮ってみたのですが、ふと、あることに気づきました。この写真は1号館を東側入り口から見たところです。屋上に何か立っていませんか。隣の8号館の屋上にも、同じようなものが立っていますね。
避雷針です。避雷針は、金属の棒で、落雷による被害を防ぐために設置されるものです。先端は雷が落ちやすいように細くなっていて、そこから導線を伝って下りてきた雷を地面で受けて、放電する仕組みになっています。
建築基準法によって20メートルを超える建物などには避雷針の設置が義務付けられているそうですが、直接近くで見ることはあまりないでしょう。また、避雷針に雷が落ちたのを見たことがある人もきっと少ないと思います。しかし、避雷針が無いところに雷が落ちて、建物を直撃すると、電気が使えなくなることもあるのだそうです。
本学のキャンパス内にも、法令に従って12か所に避雷針が設置されていています。今日は幸いなことに雷は鳴りませんでしたが、キャンパス内にいれば、雷が鳴っても、近くの建物の中に入れば安全ですね。
1号館の屋上に見えるのは?
- 2019年6月29日
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