• 2016年6月10日

昭和学園のバラ

 最近、キャンパスのあちらこちらに、美しいバラの花が咲いていたのに気づきましたか。  80年館の東側入り口の壁や西門に行く手前の中高等部側の通路わきに、薔薇の垣根ができています。そして見事に赤いのつぼみがつき、花を咲かせてました。この垣根づくりは、坂東理事長が昨年提案して下さったものです。   (西門手前の薔薇の垣根)    学園には薔薇にまつわるこんな話があります。  昭和学園がこの太子堂にある […]

  • 2016年6月3日

オリンピック

 もう50年以上も前のことになりますが、1964年の東京オリンピックでは本学のキャンパスの中央にある体育館が、世界各国の体操選手の練習会場となりました。私が高校生の時のことです。外から覗くと、チェコスロバキアの選手たちが平均台の練習をしていたことを記憶しています。1993年からはチェコ共和国とスロバキア共和国が分離したので、チェコスロバキアという国があったことを知らない方もあるでしょう。「オリンピ […]

  • 2016年5月27日

渋谷で本物のハチ公に会っていた先生

 渋谷のハチ公の銅像は有名ですが、東京大学農学部にも、その前身である東京帝国大学農科大学の教授であった飼い主の上野英三郎博士をハチが出迎える様子を伝える銅像が、2015年に設置されました。   東大ハチ公物語    ハチ公の誕生日は1923年とのこと。1920年の昭和女子大学の前身、日本女子高等学院創設の3年後のことです。  今から3年ほど前、白根記念渋谷区郷土博物館・文学館で「ハチ公展」が行われ […]

  • 2016年5月20日

図書館に行きませんか

 このアクアリウムはどこにあるがご存知ですか。カフェテリア、ソフィア?それともグローバル・ラウンジ?                  80年館3階の図書館です。ふつうは図書館には水槽のような物は置かないのだそうです。本学の図書館は、単に収蔵された図書などが閲覧できるだけでなく、さまざまな学びの場所として活用できる新し […]

  • 2016年5月13日

ビッグ・ベンとカリヨン

 イギリス、ロンドンにあるウエストミンスター宮殿(英国国会議事堂)にある、1世紀半以上の歴史を持つ有名な時計台(エリザベス塔)と大時計ビッグ・ベンは有名です。高校の英語の教科書の題材にもなっていますし、旅行で行かれた方もあるでしょう。そのビッグ・ベンを74億円もの費用と、2017年からの3年間という時間をかけて大修復を行うというニュースを読みました。  昨年の調査で、1時間に6秒の時間のずれが生じ […]

  • 2016年5月6日

アマースト大学

 3月の終わり、昭和女子大学海外キャンパス「昭和ボストン」のあるマサチューセッツ州ボストンから車で2時間程の所にあるAmherst College(アマースト大学)を訪ねました。今回は、昭和ボストンには寄らず、コネチカット州のブラッドレイ国際空港からレンタカーでアマーストまで1時間ほどドライブしました。アマースト大学は、全寮制で少人数教育に徹した全米最高峰のリベラルアーツ・カレッジと評され、最も入 […]

  • 2016年4月28日

昭和のカラス

 家族や仲間と住み着き、渋谷の繁華街に通勤して毎日御馳走を食べ、夕方になるとまたねぐらのある本学のキャンパスに戻ってくるカラスのお話です。  かなり昔のことになりますが、前期の後半頃です。担当の授業が始まる前に少し時間があったので、ちょっと外の空気を吸おうと思い、教材等を持ったまま3号館4階の東側非常階段の扉を開けた途端のことでした。カラスが突然ガーガーと鳴き、校舎側から威嚇してきました。突つかれ […]

  • 2016年4月22日

昭和の留学生第1号

 今年も年度初めの4月、留学生のサポートをしながら国際交流イベントに参加したり、海外からの来賓の接遇をしたりする本学学生のグローバル・ネットワークメンバーの自主活動グループ「茶輪」の皆さんが中心となって、留学生歓迎会がグローバルラウンジで行われました。アカデミック・プログラム、インテンシブ・ジャパニーズ・プログラム、ブリッジ・プログラムの参加者も含めて、本学への留学生は世界15カ国から集まってくれ […]

  • 2016年4月15日

朝食は王様のように

 Eat breakfast like a king, lunch like a prince, dinner like a pauper.という格言を聞いたことがありますか。「朝食は王様のように、昼食は王子のように、夕食は貧民のように食べなさい」という意味です。  食事の摂り方については、今の時代はとても昔の通りにはいかないかもしれません。食べたいと思う時に食べれば無駄なく栄養が取れるので、その […]

  • 2016年4月8日

記念講堂第一緞帳(ドンチョウ)

 創立者記念講堂(人見記念講堂)の舞台には2枚の緞帳がかかっています。緞帳とは、客席から舞台を隠すための幕です。開演までの間や終演後にかなりの時間、観客の目に触れるものなので、その施設の顔とも考えられています。  客席側にある第一緞帳は西陣織で、「躍動する光」というテーマで織られたものです。神奈川県大井町にある本学の研修学寮「東明学林」から望む富士山や箱根の山々と伊豆・相模の海が浮かびあがった図柄 […]