フォンダンと砂糖衣の違いをご存知でしょうか。
どちらも砂糖水を加熱後、冷却し結晶化させることで作られます。
材料や操作は一見同じですが、できあがるものの状態は明らかに異なります。
この違いは加熱温度の違いによって起こります。
一般的な参考書では砂糖水を107℃程度で加熱するとフォンダンとなり、
115℃程度で加熱すると砂糖衣ができるとされています。
このように、調理時の数度の加熱温度の違いで全く異なる状態になります。
調理学では普段何気なく行っている調理工程一つ一つの原理を学び、
調理学実験では実際にその原理を自分の手で観察していきます。
今回の調理学実験では、1℃単位で温度調整可能な最新の調理機器を使用して
フォンダン、砂糖衣、タッフィーを作りました。
実験・実習では、是非自身の手で、学んだ内容を確認していってください。
実験の様子は↓からご覧いただけます。(YouTubuへのリンクです)