【学寮研修】2年次後期 東明学林で学寮研修!

昭和女子大学では宿泊研修プログラムとして「学寮研修」があります。東明学林(神奈川県)と望秀海浜学寮(千葉県)という宿泊施設で、学科ごとに学生の主体性や協調性を養うべく実施されます。今年度はコロナウイルスの影響もあり日帰りで実施されました。今回は東明学林で実施した学寮研修の実行委員の2年生に、研修の様子を紹介してもらいます。

管理栄養学科に所属している2年生は、12月6日に神奈川県足柄郡にある東明学林で研修を行いました。今回は“人と自然に親しむ”を目的として、様々なプログラムをしてきました。その様子について報告させていただきます。

午前のプログラム
~収穫体験~
クラス毎に分かれてみかんとさつまいもの収穫体験を行いました!
みかん畑は東明学林の建物から斜面を少し登ったところにあります。
畑は開けていて晴れていたら富士山や美しい景色が眺望できるのですが、あいにくの曇天で富士山は見られず残念でした。開けているのは、ミカンの木により多くの日光が当たるための工夫だそうです👀

各々美味しそうなみかんを吟味しながら10個ずつミカンを収穫しました。

最後に持ち帰り用のみかんとは別にもう1つ収穫して畑で味見しました。
今回収穫した早生みかんは、冬にスーパーに並んでいるものよりも酸味の強い種です。
甘味と酸味のバランスが良く美味しかったです!

ミカンの収穫をした後は、サツマイモ堀りを行いました。

さつまいもの品種は紅あずまで繊維質が少なく、蒸したり焼いたりするとホクホク・ねっとりとした食感が人気の品種です。収穫時期終盤だったため、育ちすぎて割れてしまったさつまいもが多かったのですが、職員の方に助けていただきながら1人2〜3本の立派なさつまいもを収穫できました!

里芋は時期の関係上、収穫体験は行えなかったのですが、職員の皆さんが事前に収穫してくださった里芋をいただくことができました。今回の収穫体験を通して美味しい農作物を作る難しさや自然と触れ合う楽しさを学ぶことができました。収穫した農作物は各自自宅に持ち帰り美味しく食べ、最後まで楽しい研修になりました。

午後のプログラム
~謎解き~
前日が雨だったためグラウンドの様子から予定を変更して、東明学林の施設を十分に使った謎解き宝探しゲームを行いました。

施設を大きく使用した本プログラムは、各階を回るように組まれていたため
東明学林の全体の雰囲気や広大で美しい自然の景色を味わうことができました。

各班で協力しながら謎解きのお題を探し、正解を導き出しました。
班員と協力し合い謎を解くことで、班員との絆をさらに深めることができました!☺️

また、今回用意したお題は“栄養”に関する内容でした。
謎を解くためには、授業で学んだことを必死に思い出したり解けた時はみんな楽しそうに話したりと思い出に残るプログラムだったと思います。

実行委員として
今年度から学寮研修は学生主体での運営に変わり、行って何をするか、施設のどの場所を使うかなどの様々なことを実行委員が計画しました。誰も実際に行ったことがない中で、過去の本学科の学寮研修や、今年の他学科の実施内容なども参考にしながらイメージを膨らませ、先生方のアドバイスも頂きつつ実行委員が計画を決定しました。

当日は、さといもの労作体験が中止になったり、当日朝までの雨によりグラウンドが使用できなくなったり予期せぬ事態が発生しました。しかし、事前に雨天のときの計画を考えていたため、スムーズに変更することができました!

このことを通して、あらかじめ予測できる事態についてきちんと対応策を考えておくことの重要さがとてもよくわかりました。

1日だけの学寮でしたが、無事に大きなトラブルなく終えることができ、参加した同級生から「楽しかった」という声も聞けてとても嬉しかったです。今回の学寮で得られた新しい交流や経験を大切にしていきたいと思います。

運営に協力してくれた同学年のみなさん、ありがとうございました。これからもよろしくお願いします!