【教員紹介】応用栄養学・調理学実習 坂本友里 先生

 

 本日は、応用栄養学・調理学実習担当、坂本友里 先生をご紹介します。
坂本先生は、本学管理栄養学科をご卒業後、お茶の水女子大学大学院に進学し、博士(生活科学)の学位を取得されました。その後、管理栄養士養成校にて教鞭をとられ、この春、母校である本学の管理栄養学科の教員として戻ってきてくださいました。
以下、坂本先生への質問です。

Q1. 学生時代の卒論のテーマ 、 研究室の思い出を教えてください。

渡辺睦行先生の研究室で「コウリャンワックスの摂取が2型糖尿病モデルマウスのインスリン抵抗性に及ぼす影響」というタイトルで卒研を行いました。
一人で40匹ものマウスを飼育し、3年生の時は年末年始も大学に来てお世話をしました。そのおかげで4年生の時に学会発表を2度も行うことができました。人生初の口頭発表は、それはそれは緊張しましたが、徳島と函館に行けたことは今でも楽しかった思い出です。

 

Q2. 今の自分に繋がっていると感じる昭和女子大学で学んだこと、身に付けたことは何ですか?

興味・関心があることにコツコツ取り組む姿勢は大学の時に身に着けたと思っています。大学時代の栄養学の勉強・実験実習、研究室での卒研、大学院進学のための勉強により、物事をコツコツと進めていく、前もって進めておく、ということを身に着けたのかなと思っています。

 

Q3. 昭和女子大学の管理栄養学科の魅力とは?

私が学生の時に思っていたことはクラスのみんなが仲良かった、ということです。授業も実験実習もいつも一緒であり、実験実習では協力をしていかないといけない場面が多く、周りが優しく協力していた記憶があります。学寮研修もあり、より親密になれたのだと思っています。

 

Q4. 昭和女子大学の教員として母校に戻ることについて

着任前は緊張もあり、心配もあり、という感じでしたが、いざ着任すると4年間の記憶が戻ってきて、どこを歩くにも懐かしさを感じます。また、居心地の良さも感じ、あっという間に緊張や心配がなくなりました。 

Q5. 現在の研究内容や関心事など

若年女性における骨密度と遺伝子多型について研究を行っています。特に女性のQOL(生活の質)やADL(日常生活動作)の向上につながる研究を進めていきたいと思っています。

坂本友里先生の研究業績 👉HPより