【活躍する在学生】モンゴル、スリランカへ ― 世界を広げる挑戦を続ける4年生 谷 麻依子さん🌏

在学生の活躍を紹介する「活躍する在学生」シリーズ。
今回は、モンゴルやスリランカでの海外ボランティア、学内プロジェクト、ダンスサークル、レシピコンテスト参加、マラソン大会への出場など、興味を持ったことには何でも挑戦してきた管理栄養学科4年生・谷 麻依子さんにお話を伺いました。
学校給食の思い出から見つけた夢
谷さんが管理栄養士を目指したきっかけは、小学校時代の学校給食の思い出にあります。校内に給食室があり、毎日食べていた給食がとても美味しかったこと、そして給食時間に見た友人たちの笑顔が忘れられず、「人を笑顔にする仕事はいいな」と感じたことが原点だそうです。
大学に入学してからは、食事によって病気が良くも悪くもなることのすごさを実感し、病院で働く管理栄養士を目指すようになりました。

好奇心の赴くままに、様々なことへ挑戦
谷さんは「興味を持ったことは何でもやってみたい」という性格の持ち主。学業のかたわら、学内プロジェクト、ダンスサークル、レシピコンテスト参加、マラソン大会への出場など、興味を持ったことには何でも挑戦してきました。特に大きなチャレンジは海外ボランティアです。

ダンスサークル

海外ボランティアへの挑戦(1) ― モンゴル編
谷さんが海外ボランティアに参加するきっかけは、1年生の時に軽い気持ちで履修した「ボランティア論」の授業でした。この授業を通じて、ワークキャンプ型のボランティア活動を行う団体と出会ったそうです。
2年生の夏には、モンゴルでのボランティアに参加。高校生から30歳前後までの20名余りのメンバーとともに、現地で2週間を過ごしました。活動の中心は公園の修繕作業でしたが、それ以外にもゲル(移動式住居)での生活体験や羊の解体、現地の学生との交流など、貴重な経験を重ねました。

公園整備

スマートフォンを使わないデジタルデトックス生活の中、かたことのモンゴル語や英語を介しながらも、言語を越えたコミュニケーションが生まれたといいます。食文化の違いや異なる環境の中で体調管理をすることの難しさを実感するとともに、人の優しさに触れ、新しい価値観と出会うことで、自分自身の性格を見つめ直す機会にもなったそうです。

モンゴルの平原
モンゴルの子どもたちと

海外ボランティアへの挑戦(2) ― スリランカ編
2年生から3年生になる春には、スリランカでのボランティアにも参加しました。活動の目的はインフラ整備で、水門づくりや小さな橋の建設など、これまで経験したことのない肉体労働を経験したそうです。空港から5時間かけてたどり着いた田舎の村でホームステイをしながら2週間を過ごしました。電気はあるものの、「日が暮れたら寝て、明るくなったら起きる」という、現地の生活リズムに合わせた滞在だったといいます。

水門づくり作業

炎天下での肉体作業という、日常とは異なる過酷な環境の中で、仲間と協力しながら一つの目標を達成していく――そのプロセスの中で得た達成感は、大きな学びになったそうです。「自分を励ますためには、まず周りを励ますこと」「ポジティブな考え方の大切さ」「周囲に目を向けることの大切さ」を実感したといいます。

ホストファミリー
現地でのお食事

ホストファミリーの温かさに触れ、「誰かのためになれた」という思いが、つらい肉体労働を乗り越える力になったとも話してくれました。

「なぜ調理科学?」―卒業研究に見る探究心
現在、谷さんは佐川研究室で卒業研究に取り組んでいます。テーマは、昇温速度の異なる調理方法による肉の物性的特性。調理科学の分野を選んだ理由を尋ねると、「身近で分かりやすく、自分が調理をするときにも役立つと思ったから」との答えが返ってきました。日常生活の中でふと感じた調理の疑問を、そのまま研究テーマにしたシンプルな発想が印象的です。

読書家としての一面も
アクティブな印象の強い谷さんですが、実は読書家としての顔も持っています。2025年は年間100冊を読破し、今年は120冊を目標に掲げているとのこと。小説から自己啓発本まで、ジャンルを問わず幅広く読むそうで、ここにも興味の赴くままに挑戦を重ねる谷さんらしさが表れています。行動力と、内省を促す読書の時間。その両方を大切にしているところに、谷さんのバランス感覚がうかがえます。

目指すのは、世界で活躍する管理栄養士
就職活動では病院を志望している谷さん。将来は、さまざまな病態にアプローチできる力を身につけ、病気で苦しむ人を治す手助けがしたいと考えています。
そして、いずれは海外で管理栄養士を必要としている場所へ渡り、医療や栄養が必要な世界の国々の人々を健康にする仕事がしたい――そんな大きな目標も語ってくれました。海外ボランティアで培った、異なる文化の中でも人と向き合う力は、この夢の実現に向けた確かな土台になっているようです。

好奇心のままに数々の挑戦を重ねてきた谷さん。管理栄養学科での学びを土台に、これからも国内外で活躍していく姿が楽しみです。

管理栄養学科では、これからも学生一人ひとりの挑戦を応援していきます。学科の日々の様子は、Instagram(@kanri5199)でも発信していますので、ぜひご覧ください。