国際学科は、7月6日(月)から9日(木)まで、東明学林にて学寮研修がありました。教員・助手の10名と国際学科2年生の約90名からなる総勢100名の研修でした。学寮の主な目的は、以下の2つでした。
第1に、留学面談でした。これは、複数教員が学生と留学に関して個別に面談して、留学へのモチベーションを高めることや留学への不安要素を解消するためのものである。3グループによる留学面談では、学生の個別状況を知る契機となり、学科の方でも留学準備・日常のクラスにフィードバックできる情報を得られる良い機会となりました。留学準備に関して言えば、語学+アルファのモチベーションの有無が重要だと再認識しました。
第2に、英語によるロールプレイを行いました。国際学科の行事では初の試みで、DVDの選択段階から、学生の意思を尊重して、できるだけ学生主体のロールプレイを試みました。1日目・2日目にネイティブ教員の指導を受けながら、各グループがロールプレイの準備を進めました。
3日目の午前には、ロールプレイの発表会を実施し、学生は3つの部屋に分かれました。いずれのグループも趣向を凝らし、英語でのセリフを自分のものとするよう奮闘していました。
3日目の午後には、優秀チーム3組によるロールプレイのファイナル・ラウンドが行われました。そして、教員・学生の投票により、第1位の優秀チームを決定しました。学生主体でDVDを選択したので、各自が気持ちを込めてロールプレイをしていたのが印象的でした。
その他に、労作では、花の苗をポットに詰める作業を行いました。
また、3日目の午後には館内にてドッジボール大会も実施しました。このスポーツインベントも最初から最後まで学生主導で、非常に盛り上がった時間となりました。
総じて言えば、3泊4日間、天候は雨続きで恵まれませんでしたが、学科行事の大部分で学生が主体となって行動した点は、大きな意義と言えるでしょう。また、これから留学する2年生にとって、各自が共に時間を過ごすという点でも充実した学寮でした。
廣田