<日本の授業との違いはありますか>
20人以下の人数で机の形はコの字になり、授業を進めます。日本の大学の授業の講義という形ではなく、対話形式です。日本はどちらかというと受け身の授業のように感じられますが、アルカリングアでの授業はコミュニケーションが取れています。電子黒板を使ったり、わからないものはネットで調べてわかるように説明してくれるため、授業環境の設備は整っていると思います。少人数制ということもあり、質問しやすい環境です。日本の授業では多くの生徒がいるため、難しいところもありますが、こちらの授業のほうが意欲を持つことができると思います。
<ホームステイ先での生活で心がけていることはありますか>
課題などをして勉強する時間も大切ですが、部屋にいる時間を減らし、家族とのコミュニケーションをするようにしています。私のホストファミリーは私を本当の家族として迎え入れてくれています。テレビを見ているときなど気になることがあったら自分から質問したり、積極的に家族と会話するように心がけています。また、日本ではできていなかった身の回りの生活のことについてもホストファミリーが娘として見てくれているため、自分も家族としての役割を果たそうと心がけています。
<アルカリングアでできた友達について教えてください>
アルカリングアで他の国の友達ができました。あるクラスで仲良くなった友達と休み時間に話すだけではなく、休日にバルに行ったりしました。アクティビティでマドリードに行ったときは電車の中で自分の国や相手の国について話したり、いつもは話すことができない友達と繋がることができました。授業の中でのグループで話し合う場面などで母国語ではないスペイン語で伝え合う難しさも感じながらコミュニケーションを図っています。日本にいたら友達になることのない国の人びとと友達になることができて世界が広がりました。
☆F・E☆