第7期生・韓国留学便り ~ソウル女子大学校 3月編・その1~

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<今教わっている先生について>
語学堂の1、2限の文法の先生はとても穏やかで親切な方です。朝一番の授業なのでお腹空いてるだろうから食べながらやってもいいですよと仰っていたことが印象的でした。文法や単語を教える時も分かりやすい例えで説明してくださり、難しい語彙もすんなりと頭に入って来ます。3〜4限の読解、プロジェクト活動を担当している先生は毎朝大きな声で挨拶をしながら教室に入って来ます。授業が中盤に差し掛かり集中力が途切れ気味な中先生の声を聞くととても気持ちがシャキッとします。高級韓国語読解の先生は授業の途中途中で挟む雑談がとても面白く為になることばかりで、聞き入っていたらあっという間に時間が過ぎる気がします。

高級韓国語読解の授業で使用する資料。中学1年の国語の教科書に載っている物語だそうです。
高級韓国語読解の授業で使用する資料。国語の教科書(中1)に掲載されている物語

<留学して感じた日本との違い、カルチャーショックを教えてください>
留学していて感じた日本との違いはまず新学期の履修登録の方法です。日本の大学では定員数に達した講義は抽選、又はその中から限られた学科のみ受講できる形になりますが、韓国の大学は全て先着順です。履修登録が始まると学生皆一斉にネットに接続する為、寮のサーバーがダウンしてしまいその日は半日近くwifiが使えないなんてこともありました。また、韓国の学生は日本の学生以上に政治や時事問題に深い関心があり、朴槿恵大統領退陣を求めるデモにはほとんどの韓国人の友人が参加していたことが深く印象に残っています。

<留学をして半年が経ちましたが、留学前と比べ自分自身が成長していると感じることはありますか>
以前旅行で韓国に来ていた時は、少し愛想の悪い店員の接客や電車内で大きな声で電話をする人を見た時、日本ではこんなことないのになあとイライラしていたのですが、実際に生活するようになってからはこれがこの国の文化なんだと受け入れて流せるようになりました。そして様々な国の人たちと接していて感じたのは世の中には色々な境遇の人がいるということです。それらを通していかに自分が恵まれた環境にいて甘えているかを知ることが出来た気がします。

韓国人の友人がくれた誕生日ケーキと手紙
韓国人の友人がくれた誕生日ケーキと手紙

☆M・T☆