第4期生・スペイン留学便り ~アルカラ大学アルカリングア 10月編・その3~

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<日本の授業との違いはありますか>
少人数のクラスであること、授業中は積極的に授業に参加することが求められるということが日本の授業と大きく異なる点だと思います。特に会話の授業では、先生が話している時間よりも生徒同士でのグループワークや意見交換の時間、考えを発表する時間のほうがはるかに多いです。そのため、授業中は授業を受けるのではなく、自分たちが授業を作っていくというくらいの気持ちが必要だと感じます。また、疑問点や質問したいことがあるときには、授業後に聞くのではなく、すぐにその場で解決することが大切だと思います。

<ホームステイ先での生活で心がけていることはありますか>
ホストファミリーと積極的にコミュニケーションをとることです。まだまだ家族の会話を理解して会話に入ることは難しいけれど、日々のあいさつや食事中の会話など、ホストファミリーと過ごす時間を大事にすることが彼らと良い関係を築くことにつながると思います。私の家の場合は、ホストファミリーと関わることができるのが主に食事の時間だけである為、食事の後はすぐに自分の部屋に戻らずに、なるべくリビングで過ごすようにしています。また、外出をするときの連絡や毎回の食事の有無については、しっかりと伝えないと家族が困ってしまうため、早めに連絡することを心がけています。

いつも優しくて温かくてとっても賑やかなホストファミリーと
ママの手作りケーキでお兄ちゃんのお誕生日をお祝い

<アルカリングアでできた友達について教えてください>
アルカリングアでは、やはり同じクラスの人と関わる時間が最も多く、今の私のクラスは中国人が多いため、休み時間などに彼らとお互いの国のことを話したり、日本語と中国語を教えあったりして楽しく過ごしています。また、放課後には日本語を勉強しているスペイン人との交流会や、スペイン語を使ったアクティビティをアルカリングアが行っているため、そこでスペイン人や他の国々の友達を作って、交流会以外でも一緒に出掛けたり、夕ご飯を食べに行ったりしています。その中でも、交流会での友達は、お互いに日本語とスペイン語を勉強しているため、勉強している中でわからないことを質問し合えることが非常に役に立っています。

アルカリングアでの授業の様子
休み時間の様子
月に1度開催される日西交流会

☆N・N☆