第8期生・韓国留学便り ~西江大学校 11月編~

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<テスト対策はどのようなことをしましたか>
西江大学語学堂では試験1週間前に今まで授業で扱ってきた単語、文法、表現などをまとめたプリントが配られます。加えて試験がどのように出題されるかの模擬試験も行うため、授業内で試験対策ができます。私はそれらのプリントやノートをもとに、今までの授業をざっと復習しわからない単語や表現を自分なりにまとめます。文法は自分で例文をいくつか作り、意味やニュアンスを把握し実際に会話で使えるように慣れさせます。会話試験の対策はクラスの子と時間があるときに集まり実際にインタビュー形式で模擬試験をします。昭和女子大学在学中の試験対策とほとんど変わらない方法で行いましたが、何も問題はありませんでした。むしろ試験自体は比較的易しいものだと感じました。

語学堂の試験前に配られる対策プリント

<学生寮での生活で大変なことは何ですか>
今までに比べ寮生活にはだいぶ慣れてきました。しかし食生活が健康面、金銭面で不安定になっている原因としてやはりキッチンがないということが大きいと思います。キッチンがないことで外食ばかりになってしまうことは仕方ないですし、外食でも栄養を考えて食事を取ることは可能です。しかし自立した生活を送れているかと問われると難しいです。実家を離れて生活するという新しい挑戦に気合い十分だったので少し勿体無いと思いました。加えて最近では、ルームメイトとのコミュニケーションが難しいと感じます。実家では一人部屋で唯一一人の時間を取れる場所でしたが今はそれがありません。かなりストレスを感じます。ルームメイトとは生活スタイルが合わないことからかなり苦戦することもありますが、これも留学生活の大事な挑戦だと思い頑張ります。

寮の共同使用品(左から電子レンジ、ウォーターサーバー、冷蔵庫)

<あなたにとって今月の大イベントは何ですか>
11月3日に語学堂のフェスティバルがありました。西江大学の広場で語学堂の学生たちが飲食の屋台を出し交流を深めるものです。世界の様々な国から集まった学生たちなので、いろんな国の料理を楽しむことができます。料金は、語学堂の学生だけに配られるクーポン券を利用しほとんど無料で飲食物をいただけました。そしてこのフェスティバルのメインイベントは学生全員参加のくじ引きです。賞品は小さなお菓子から家電製品まであり、その日1番の盛り上がりでした。私は外れてしまいましたが、同じクラスの友達の名前が呼ばれるたびに一緒に喜んだりし、仲間との絆が深まりました。そして何よりも、普段あまり話さなかった人や違うクラスの学生とも交流ができ、とても良い機会だったと思いました。月曜日から金曜日まで毎日授業があり大変ですが、良い息抜きになって良かったと思います。

語学堂のお祭り「제11회 세계인의 축제(第11回 世界人の祝祭)」の様子
広場とその周りを囲む屋台

☆N・N☆