第8期生・中国留学便り ~上海交通大学 4月編・その1~

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<一番大変な授業は何ですか>
HSK6級対策授業です。わたしの勝手な見解ですが、HSK4・5級までは答案用紙に書かれた選択肢の単語が聞き取れたらその選択肢が正解なことが多いと思うのですが、6級は選択肢の単語はすべて読まれてしまうので、リスニングの内容をしっかり理解していなければならず、先生の話やクラスメイトの会話を単語、単語で理解しているわたしにとって難しいです。また間違えて使われている文法を探しだす問題は先生に解説してもらうと納得できるのですが、一見自分で見た時は全部合ってるように思えるので、自分はまだまだだなと実感します。

<留学して良かった、と感じるのはどんな時ですか>
中国の方のイメージが変わったことです。先日海南鸡饭(シンガポールなどの東南アジアでよく食べられるチキンライス)を友人と食べに行ったとき、メニューをあまり理解できていなく言葉も曖昧な私たちに分かりやすく説明してくれた店員さんや、店内が混んでいたために相席をいいよ!いいよ!とこころよく笑顔で引き受けてくれた家族、「日本人?何で中国来たの?」と気軽に話しかけてくれる店員さんなど日本人の私たちに優しく接してくれました。サービスの質は日本の方が圧倒的に良いと思います。中国には無愛想の店員さんや仕事が大雑把な店員さんが正直多いので。しかし、一歩踏み込んでみると中国の方の人情深さに触れることも多いです。残念ながら日本では中国・中国の方のイメージはあまり良くないと思いますし、わたしも以前はそうでした。しかし、中国の方の人情深さは日本人以上だと思います。そのことを知れたことはとても意味のあることだと思うし、単純に嬉しかったです。

海南鸡饭のお店
海南鸡饭

<清明節はどのように過ごしましたか>
日中間の成人式に参加しました。上海の五つ星の一流ホテルに着物、袴、ドレス、スーツ、チャイナドレスなどを着た同い年ぐらいの人たちが集まりました。一流ホテルのビッフェは美味しかったです。午前は来賓の方々のお言葉や二胡・和太鼓の演奏を聞いて、午後はグループごとにゲームをしたりしました。一緒にゲームやお守り作り、折り紙をしながら中国人の子とも話せて楽しかったです。1番感動したのはエンディングムービーで同い年の人たちが沢山の夢を語っていたことです。こんなにみんな頑張っているのに、と自分の成長のなさにへこみましたが、それよりも今の現状に満足して自分はここまでと決めず頑張らなきゃいけないと強く思いました。

成人式

☆M・K☆