第8期生・韓国留学便り ~ ソウル女子大学校 4月編・その2~

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<一番大変な授業は何ですか>
専攻科目の韓国国文学についての授業です。韓国人の学生達と一緒に受けるので、内容理解がとても大変です。国文学は朝鮮史を理解していないと時代背景をつかむことができず、文学だけではなく歴史もしっかりと頭に入れなければなりません。先生の話す速度は語学堂の時と比べてゆっくりな速度で留学生向けのわかり易い発音ではなく、一気にずーっと速い速度で話すので1度では聞き取れません。その為毎回ボイスレコーダーで授業を録音して聞き返しています。PPTの量も50枚以上が当たり前で、予習をするにしても授業前日の夜にならないとPPTのファイルがアップロードされないので、予習すら出来ずに復習に時間を沢山かけてます。テスト期間にかなり苦しい想いをして勉強しています。

授業の教科書
中間テスト勉強の様子

<仲良くなった友達について>
日本語学科の学生6人と日本人留学生6人で行う言語交換プロジェクトで出会った韓国人の学生ととても良く交流をしています。お互いの国の言語をお互いに勉強しているので、会話をすれば色んな話が出来るのでとても楽しいです。プロジェクトの内容は週に一度全員が議題を考えてそれについて自分が学んでいる言語のみを使って考えを発表したり、韓国・日本の映画を観て感想を話す等の活動をしています。またプロジェクト終わりには一緒にご飯を食べたり、一緒に遊びに出かけたりもしています。半年間留学をしましたが、このように実になる経験をしながら出会えた現地の友達と交流できる機会がやっと出来てやっと本当に韓国人学生との交流ができたと思いました。

交流会での夜ごはん

<留学して良かったと感じるのはどんな時ですか>
色んな視野を持つようになったり、1人で生きていける力を身につけられたり、日本の良さに気づける時です。留学していなかったら決して出会うことができない人たちや、知ることのなかったことが山ほどあると思います。また他国から来ている学生と出会うと、その国の人の考え方などを知ることが出来て新たな発見が出来ます。親元を離れて生活しているので掃除洗濯などはもちろん、食事管理も金銭管理も全部自分でやらなければならいので、そういった面も鍛えられます。

韓国の桜

☆M・S☆